グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

旧白洲邸「武相荘」を訪ねる

2011年02月25日 | 日記
先日小田急鶴川駅に近い白洲次郎・正子夫妻の旧宅を訪れた。
以前から次郎氏の痛快な生き方に共感を抱いていたため氏が晩年どんなところで暮らしていたのかに多いに関心があったからだ。
入り口近くで先ずビックリしたのが1920年代の英国クラシックカー。
なんと氏が少年時代乗り回していたクルマの同型車とか・・・、まさに時代の先駆者だった感を新たにした。
旧邸は農家を買い取って手を加えたものだそうだが和洋折衷でいいテイストになっている。
一番感銘を受けたのがが書斎。
昔の隠居部屋を改装したというが正子さんご活躍当時の執筆現場が当時のまま残されており(おそらくそうだろう)今にも女史が現れそうな錯覚を覚えたものである。
大工仕事を隠棲後の趣味とした次郎氏の木工作品があちこちに見られるのも楽しい。
お昼は正子氏が贔屓にした青山のフレンチレストランからの仕出し弁当(予約が必要ですが)だ。
こんな試みも故人を偲ぶためにいい配慮だ。
「武相荘」は決して無愛想ではなかった。






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