グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

政府分科会・尾身会長の「五輪議論始めるべき」発言に思う

2021年04月28日 | 政治

本日の国会でコロナ対策分科会の尾身会長が「組織委などの関係者が医療機関の逼迫度を念頭に五輪のあり方について議論すべき時期に来ている」と述べていた。

全く同感である。

残念ながら未だに観客数をいくらにするかも決まっていない。

それどころか当初4月中としていた判断リミットが5月へ、さらに6月になるかも、とドンドン先送りされているのだ。

そんな中で自民党幹部の不規則発言や閣僚・自治体首長間のバトルなどが相次いでいる。

さらに世論調査によれば国民の多くは五輪の7月開催あるいは開催自体に懐疑的だという。

一体政府は何をどうしたいと考えているのだろうか、と思ってしまう。

大阪などの医療崩壊ぶりをどう受け止めるのか?

ワクチン接種体制は万全と言えるのか?

そもそも新規感染者数を抑え込める見通しは・・・?

全ては五輪開催のあり方判断と不可分である。

五輪開催についての真の司令塔は誰なのか?

以前にこのブログでも書いたが「先送り」にいいことは何もない、早急に五輪開催の可否やそのやり方について決断すべきだ。

6月に判断なんてとんでもない。