長崎で元郵便局長による10億円詐取事件が露見した。
従業員10人程度というから恐らく特定郵便局だと思うが、その元郵便局長が知人など約50人から合計10億円ほどを不正に集め遊興費に充てていたという。
驚いたのはなんと20年以上もこの犯罪行為に手を染め今年1月まで事件が全く発覚しなかったことだ。
顧客からの入金時に既に使われなくなっていた証書類をそれらしく手渡していたというのだがよくバレなかったものだねぇ。
それに解約の申し出があった時にはどう処理していたのかねぇ? 自身が不在の郵便局に持ち込まれてはマズいことになるしねぇ。
この元郵便局長は余程巧妙にカムフラージュしていたんだろうけどそれを20年以上も、しかも郵便局長職を辞めてからも続けていたというからスゴい根性である。
ただこれは悪事だから誉めるわけにはいかない。(笑)
さらに言えば、郵便局サイドのチェックシステム機能不全も問題だし、騙され続けた被害者もワキの甘さを反省した方がいいと思う。
それにしてもこんな横領犯罪が後を絶たないねぇ、いつの世も・・・。