今日河野ワクチン供給担当相(便宜上こんな呼称を使わせてもらっている)が各自治体からの現在のワクチン要請量が国の見込みをオーバーしていることを明らかにしていた。
世界レベルでのワクチンの取り合いでその需給はタイトになっており国内の状況も例外ではない。
政府は以前から4月上旬より高齢者接種開始を公言していたためメンツにかけても約束を守らねばならないと考えているようだ、たとえ5万人だけでも・・・。
私の住む近くの病院ではまだ医療従事者すら順番が回ってこないというが当初の「医療関係者→高齢者、基礎疾患保有者→その他一般」という接種順に関わる基本的な枠組みはどこかに行ってしまった。
自治体間の取り合い問題も顕在化しつつある。
一部の自治体は対象者人口比で配ることを要求しているが最近では感染者・重症者の増加状況を考慮した傾斜配分という案も台頭してきている。
さらにはワクチンの認可や薬効問題もある。
こんなことを考えているとワクチンに過大な期待をするより何よりも自分の身を守ることが一番だという気がしてくる。
世間の噂や雑音に翻弄されることなく、ね。