首相と沖縄県知事の会談がようやく実現したが主張は(大方の予想通り)平行線のままだった。
どちらも寸分たりとも譲歩できない状況に来てしまったのだから全く先が見えない。
テレビ・クルーが入ったのが最初の3分間だけだったから面談内容の詳細は知る由もないが会談後の知事がぶら下がりで「16年前も沖縄は辺野古を容認した事実はない」「現地サイドは辺野古移設に反対していることを訪米時に米大統領に伝えてほしい」と話したことを明かしていた。
これだけ聞くと県知事側の攻勢が見て取れるが実際はどうだったのだろう・・・、やはり5分と5分、がっぷり4つだったのだろうか。
それよりも違和感を持ったのは事前の官房長官の発言だ。
「直接首相が県知事と会うことに意義がある」というのはどういう意図で発言したのだろうか。
若し意義があるというのなら何故あれほど面談を拒んでいたのだろう、官房長官も首相も。
虚勢なのか、宗旨替えなのか、・・・・政治家たるもの情勢が変わっても言動や信念を変えるべきではないと思うのだ。