先日このブログで官房長官が「粛々と」という言葉を封印したことを取り上げたが今度は首相が大っぴらに使っていたことに驚かされた。
まさか官房長官と沖縄県知事との一連のやり取りやその後の対応を聞いていない訳はなかろう。
ということは官房長官の封印発言を承知のうえでの答弁だったということになる。
まるで「オレは官房長官とは違う。聞く耳は持たないよ。」と言っているようだ。
たとえ「上から目線」と言われようと・・・。
ウーン、なかなか強気だねぇ。
そのうちセッティングされるだろう沖縄県知事との会談でも変わらぬ姿勢で臨むのだろうか。
ただこの際米国が地元の受入れ好感度も気にしていることに配慮した方がいい。
米国は沖縄に反米ムードが高まることを何よりも警戒しているが今回の首相の発言はそれを誘発しかねないのだ。
「米国にとって良かれ」と思って言っていることが実はそうでもないこともある・・・。