グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

キャノンのグローバル経営に思う

2015年02月12日 | 日記

半年ほど前の話だっただろうか、キャノンについて生産活動の国内回帰が報じられていたが今度は監視カメラ事業の買収が大きなニュースになっている。

欧州の世界最大手を傘下に加え積極展開するという。

テロがこれだけ蔓延すると監視カメラのニーズはいやが上にも高まるだろう。

さらに画像の高精細度が今後向上していくのでその用途はドンドン広がる。

昔はCC(クローズド・サーキット)TV などと呼ばれ本屋の万引防止くらい役割しかなかったが(笑)、まさに大ブレークの様相だ。

それはそれとしてキャノンは今後日米欧で担当製品を決定し開発から生産までを三拠点で分担するという。

まるで絵にかいたお手本のようなグローバル経営の姿である。

いよいよ本格的な世界企業としての第一歩だ。

ただ「好事魔多し」ということわざもある。

世界企業の行く手に何があるか分からない。

慎重かつ大胆に歩を進めてもらいたいものだ。