グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

札幌雪まつりの雪像取り壊しと米沢除雪費用消化に思う

2015年02月09日 | 日記

札幌雪まつりの雪像、氷像の相当数が取り壊されることになった。

気温上昇で崩壊の恐れが出てきたための安全対策なのだがそもそも雪まつりが厳寒期の観光振興策としてスタートした経緯を思うと複雑な気分だ。

地球温暖化がかくも進んできたのだろうか。

もう一つ対照的な出来事が米沢市の除雪費用完全消化だ。

こちらの方は相次ぐドカ雪で除雪費用が嵩み早くも今年度の予算を使い切ってしまう勢いだそうだ。

全く狭い日本なのにまるで逆の雲行きなのである。

地球レベルで見ても同じような動きを感じることがある。

気温だけでなく雨量もバラツキが顕著になっている。

こんな動きが広がっていけば世界はとてつもなく住みにくくなる。

それでもCO2排出問題の解決案は停滞したままだ。

人類はいつになったら気づくのだろうと思わざるを得ない。

スピードがゆっくりなだけに余計性質が悪いのかもしれない。

つい「茹でガエル」の寓話を思い出してしまう。