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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

ガレキ処理の進捗状況に思う

2012年03月17日 | 日記
政府が全国の都道府県、政令指定都市に送付した震災・津波ガレキの広域処理要請に対しいくつかの自治体から受諾回答があったとのことだ。
処理受入れ可能量が不明なため政府が期待している全体の20%のうちどれだけメドが立ったのか分からないが一先ず歓迎したい。
さて残りの80%は地元で処理するとしているがこちらの方の処理見通しはどうなっているのだろう。
市町村によっては100年分以上のガレキを抱えているというがその前倒し処理は可能だろうか。
阪神淡路大震災の場合は震災後1年間で全体の50%処理が済んでいたが東日本大震災の場合は6~7%に留まっているという。
まして今回はガレキ焼却灰が津波対策となる地盤嵩上げに利用されるというから尚更急がなければならない。
とにかくガレキ処理は復興のスタート台なのにこんな状況では先が思いやられる。
やはり何ヶ所かの大型処理施設が必要ではないかと思う。