絶好の五月晴れに恵まれた5月13日に恒例の安中遠足(とおあし)侍マラソンを初めて見物した。
幕末の上州安中藩主 板倉勝明 が藩士の英気を養うために始めたとされ、日本最古のマラソンレース。 フルコースは安中から旧中仙道をたどり、県境の熊野神社までおよそ30kmで標高差約1100mの過酷なもの。 ゴールは峠と横川の関所跡の2箇所。上位は忍者装束をビシッと決めた本格的なランナーでしょうが、この大会の特徴はそれぞれ工夫をこらした仮装にある。 以下、目の前を通り過ぎていったいくつかをご紹介し、 採点は皆さんにお任せします。
少々写真が多すぎました。 最後まで見ていただきありがとうございます。
この馬鹿馬鹿しい仮装を恥ずかしくもなく大勢の目にさらす神経とエネルギーに感心する。 一方、こういう催しにまじめ(?)に参加する大勢の善男善女がいるかぎり、日本はきっとまた元気を取り戻すと思う。
これをマラソンレースとするか、マラソン的仮装まつりと位置づけるかだが、後者とすれば、お祭りは見るよりも、参加してこそおもしろい。 参加者目線でみれば、沿道の観衆はまつりの面白さを味わえなくてお気の毒と思っているかもしれない。 でも祭りはやる者、見るもの一体となって初めて盛り上るものですね。 その点では快晴下沿道の観衆を魅了し、大成功でした。
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