岡田泰弘さんの作品
陣馬街道沿いの工房「野の人」 で開催中の 「それぞれの秋展」に行ってきました。クラフトマン&クラフトレディー 7人展です。
私の興味はどうしても岡田さんの作品になってしまいます。挽き芸から漆芸までの全作業を一人での一貫作業です。
全くの私の個人の感じですが 同じ挽き物でも 木工旋盤とガウジでの組み合わせで挽くウッドターニング作品では なんとなく遊び心と言うかゆとりとか ( 悪く言えばいいかげんさ ) を感じるのですが 和轆轤とカンナでの挽き物作品からは いい加減さのない卓越した技術の緊張感のある張りつめた気を感じます。岡田さんの作品にもそれを感じます。 木工旋盤と和轆轤とでは「似て非なり」の別の世界なのでしょう。 とくに岡田さんは漆塗りが得意なので漆塗りの挽き物は ウッドターニングとは別のジャンルの「伝統工芸の部」になると思います。
久しぶりに岡田さんと短時間でしたが お会い出来て良かったです。