木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

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VL-175SH

2008年02月29日 | 木工旋盤
 「夢工房の仲間で作るDVD」基礎編1・2が送られてきまして見ています。
 4時間20分の大作なのでなかなか全部を通して見れません。
 で あっちこっちと 摘まみ食い(笑)
 10年前にこんなビデオがあったら無駄な回り道をしないですんだのにと実感しています。
 それにしても送料共で2,600円とは安い!。
 製作協力者の方々のボランテアで作られているからなのでしょう。
 こんなビデオ(DVD)があったらなーと思っていても営業ベースでは実現するのはとても無理なのでしょう。

 とても嬉しいことに刃物の使い方の場面で私が4年以上前から使用している旋盤と同じVL-175SHが使われていました。4年ほど前にビックマークの社長さん自ら日本に売り込みに来た時に数台注文を受けて激安で販売したことがありました。
 それ以後日本では販売されることがなかったようです。
 最近になって取り扱いを ある業者さんが始めたようです。
 これは結構珍しい使いよい(と私はおもっています)旋盤なのですが価格が ずい分と高くなってしまったので あまり売れないのではとよけいな心配をしています。
 本体だけでも180㎏と図体の大きい割には旋回半径が175mmで直径が350mmまでしか挽けません。DVDの中ではVL-175SHについては説明はありませんでしたが 最大の特徴はヘッドが90度回転することです。アウトリガーを使えば最大直径は大きくなります。しかし 1.5馬力しかないので直径を大きくできることはあまり意味を感じないのですが、ヘッドを30度ないし45度回転させるとフェイスワークの時に正面で挽くことができます。
 身体や首を捩って無理な姿勢で作業をしないのですむので とても楽なのです。
 特に壺などの深堀りのときに威力を発揮します。
 ヘッドが固定された旋盤でも壷状の物や器も差し支えなく挽く事は出来ますが 本来は棒状のスピンドルワークに使うために作られた旋盤をチャックなどの改良によってフェイスワークでも使えると言うことだと思います。
 VL-175のもう一つの特徴は頑丈なベッドが1.5mもあることです。ベッドが長いと長物が挽けることは当然ですが実際にはそんな長い物は滅多に挽くことはありません。以前ウィンザーチェアーを趣味で作っていたときに使った程度でした。
 テールストックやツールレストを使わないときの収納場所としてベッドが長いととても便利なのです。端へ押しやって置けば邪魔になることは殆どありません。
 大は小を兼ねるので大きい旋盤を羨ましいとは思いますが 何方でも自分の使っている機械をひいき目に見るのはしょうがないですね。(笑)
 なので他人の使っておられる機械の悪口は言わないようにしています。

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