木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

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煮桑の乾燥レポート

2009年11月06日 | 木工旋盤
 乾燥棚に並べた桑のミニボールの粗挽き。乾燥を始めてから2週間が過ぎました。
 茹でてから1週間目では表面は乾いてきましたが重さは少ししか変ってないので中はぜんぜん乾いていないようでした。
ボンドを塗っていないものの掴み代の部分にわずかながらひび割れ発見しましたので、その部分にボンドを塗りました。
 2週間を過ぎてボンドを全く塗らないのは重さが930gから700gに約25%減。 木口側にボンドを塗った物は950gから780gに約18%減でした。
1週間目にボンドを塗った掴み代のひび割れは大きくなっていませんが中挽きしたものの掴み代(樹表側)部分にひび割れが出てきましたのでボンド塗りをしました。放っておけば ひび割れが出てきてしまうようです。
  
 粗挽きのままの物・木口にボンドを塗った物・中挽きしたままの物・中挽きしてボンドを塗った物の4種類の経過を観察しています。
 歪の多い桑なので良い資料になります。