木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

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受皿一体器

2009年06月12日 | 木工旋盤
 挽いてから3週間ほど経って乾燥が進んだ桜小径丸太生木の二股部分での受皿一体器。
 生木でしたので削るのは楽でしたが乾燥するにしたがって受皿部分が波打ってかなり歪んでひび割れも大きくなってきました。器部分も変形しています。
 変形するであろうと仕上げ削りの少し手前でやめておいたのが正解でした。
 塗装する前に木工ヤスリとサンドペーパーで形を整えるのが一苦労。
 
 丸太のまま乾燥を待ってから旋盤で削ろうとしますと削った後の変形は少ないですが特に桜は芯割れや虫食いになってしまい樹皮が剥がれてしまいます。
 割れや虫食いや樹皮にこだわらないで良いのであれば乾燥を待って削るのもよい方法だと思いますが欠陥が起きにくい材種を選ぶのが無難のようです。