木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

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切れ端クズでも

2008年08月16日 | 木工旋盤
 インレイや寄木細工をすると端切れが整理できると思っていたら大間違い。
 かえって小さなクズ端切れも捨てられなくなってしまったようです。
「捨てられない症候群」にも困ったものです(^_^;)
 何時もは簡単に捨ててしまうサークルカットの端切れクズですが 結構役に立つのに気がつきました。

 スライドソーで切り直してBOX蓋用インレイ種木に使えるのです。
 押さえ棒などを使って刃先に指を絶対近付けないようにします。
サークルカットする前に木口や木端の矩を決めておくと 後の作業が簡単になります。
 


 八角形を芯にして回りに三角形を張り付けていけばよいのです。
 八角形でなくても良いのですが作りやすいので今回は八角形でやってみました。
 三角形の必要もありませんが芯が八角形の場合は一箇所は45度が必須です。
 同じ大きさの45度直角三角形ですとゴム輪押さえが掛けやすいです。
 同じ模様でよければ厚みを大きく種木として作って少しずつ使うと何回も使えます。
 下の蓋は上の画像種木の反対側(チャック側)を嵌めこんだものです。
 ズク貼りでなくてクズ張り。(^_^;)

 夢工房で学んだ山下流スライドソーテクニックはとても役に立ちます。