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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

ホントに多数?

2014年12月11日 11時36分46秒 | 思考試行

100人の人間がいて、その内、40人が関心なしということで、後の60人が、投票行動に参加するつもりの人々だったとする。

ふたをあければ、投票率は、30%だったとすると、18人が参加したこととなる。小選挙区で、一位が60%ジャク、二位が40%チョイ、得票したとすると、11人が一位に投票、7人が二位ということになる。

全体としては、11人の意見で、100人の意志動向が決まってしまうことになる。

低投票率は、おかしな結果になることは明確である。投票率が高ければ、民意の反映ということもいえるが、そうでなければ、制度事態が信頼のおけるものではないことになる。

大勢の人間が、お互いどうやってくらしていくのかを考えたとき、なるべく多数の民意を反映したものにすることを考えるべきだが、自らの価値観、信条を他者に押し付けようとする連中は、自分が権力を握るために、都合のいい制度を選ぶ、権力に都合のいい政策をうってくる。

制度もそうである。小選挙区制は、民意の反映をしないことを狙っている。本当に論議をつくして、いい方向をみつけようとは考えない制度である。

今回の選挙でも、多数をしめれば、権力の行使に都合のいいような、仕組みをつくり出してくる。選挙の争点にはせず、結果的に多数をとってしまえばそうするつもりだ。

このまま、自民が圧勝ということになれば、必ず、その方向へ行く、この流れを日本国民は、どうするつもりだろうか。