根拠もないのに、共産党はダメ、とか、かつて暴力革命を意図した実績があるとか、共産党は、他の政党とは違う扱いを受け続けてきている。今度の選挙で、大幅な躍進をしたのは、こういう「偏見」が多少は軽減したのだろうか。
今朝の赤旗新聞をみると、当選した全員の議員団会議での発言が掲載されている。これを読むと、熱気というか、熱意が伝わってくる。
単に、個人的な議席が欲しいというのとはちがって、きちんと問題に立ち向かう人々の集まりであることがよくわかる。
議席獲得の結果、国会での議案提案権を得たわけだが、今後の活躍が期待される。どの党も反対できない、しかし、共産党でなければ、だせない議案をどんどん出して欲しい。その過程のなかで、官僚組織や、一般社会にむけての、姿勢を示すとともに、自らの力量もさらに高めていってほしいと思う。
理屈ヌキの共産党は「アカ」だから、だめとか、近寄らないように、などのバリアーがある。過去幾多のデマがあった。やれ、ソ連から金をもらっている、中国から金がきている、暴力学生の連中と、根っこは同じ、などなど、権力と裏取引しながら、表向きは、共産党との違いがわからない主張をする政党もあった。
世の中は、そう簡単ではない。騙し騙され、陰謀、権力闘争、人間そのものの探求も必要だろう。満点の人間はいないにしろ、如何にすれば、万人にとって、住みよい世界とはなんだろうか、そのことを追究しつづける共産党にエールを送りたい。
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