全然競争しないとなると、面白くない。といって、競争ばかりだと疲れる。助け合うことも必要だ。ただ塩梅ということもある。なんとか、法則を見つけ出して、全体として、うまく健康的に運用できないものか。
世界各国の状況から、こうした法則が適用できたとして、具体的に実行に移せるならば、多くの問題点を解決していけるのではないだろうか。
マスコミは、どこにどのような問題があり、その解決のために、何をなすべきか、提案し具体的な行動の展開のために、リーダーとしての役割をはたさなければならない。
時の為政者の意向をくみとり、それに沿って、動いているだけでは、話にならない。報道機関ごとに、思想傾向があって、今や、それぞれが旗幟鮮明になりつつある。
共通項がないのだろうか。お互いが、どういう理想をもち、展望をもっているのか。相互に論争したりしていないが、具体的な問題について、意見をたたかわせることがあっていいし、独特の事業展開も必要だろう。
報道機関は、報道して終わりということではない。問題点を発見し、その解決にむけての方策を見つけ出す活動も必要である。
ジャーナリストとして、池上彰氏の評価が高いが、その姿勢は、確かにすばらしい。こういう姿勢、報道姿勢を、組織的に展開できれば、世の中もっと良くなるのではないか。