相手の都合を考えることのできない人がいる。おもいやり・想像力の欠如の人である。かくいう自分自身もそうかもしれないという恐れを抱きつつ、書く。
ビジネスの世界でも、思いやりがないやり方を続けていれば、それは、顧客離れを起こして、早晩成り立たなくなるといいたいが、案外、大儲けして、繁栄したりするから、残念なこともある。
ただ、思いやり・想像力の豊かな行き届いたビジネス展開をしているところは、健全な、まことにみやすい、スタイルで好ましい。
我が我が、であったり、差別を持ち込み、競争一点張りのところは、ギスギスしていて、深い温かみというものがない。大手の企業にそういうところがあったりする。
とりわけ、外資の影響で、営業戦略を様変わりさせている大手損保など、安全安心のために、といいながら、本音は資本の儲け専一主義であり、社員、代理店などへの条件切り捨て、顧客からの保険料は下げるどころか、値上げをする。自らの儲けを追究してやまない。
反対する代理店には、いやならやめてもらって結構てなもんで、ふんぞり返っている。こんなことでいいのだろうか。