世界をみるに、人類社会は、本当に何とかしなければならない水準であることは、はっきりしている。紛争にみちみちているし、悲劇があちこちで、展開されている。
ありあまる富を有しながら、その視野は、狭く、さらなる富の蓄積をねらう。かたや、貧しさに苦しむ人々がいる実態を知りながら、さらに彼らを苦しみのどん底に追い込んでその痛みを感じることもない。
これでは、地球上の人類は、生きていく「資格」がない。そのことで生じている悲劇は、もはや、自業自得といっても過言ではない。
原発の事故の対処もできないままに、再稼働の準備をすすめる。技術の未完成を直視しないで、目先の経済的利益を追究してしまう。健康に生きようとは考えない。常に、競争であり食うか食われるかの考えに凝り固まっている。
隙あらば、相手を打倒し、自らの利益を狙う。こんなことをいつまで続けるつもりであろうか。根本的な、基礎からの、生き方を真剣に考えなくては、地球全体が危機に瀕しているというのにである。
今度の選挙でも、明らかに安部首相は、姑息な騙しの手口を使った。見る人がみればわかる。彼の悲願が憲法改正にあるとして、その本音を、隠していたのは事実である。経済問題に焦点をしぼりつつ、目立つようにはしなかった。
そして、権力を手にした今、いよいよ彼は、本音の実現にむけて動き出すだろう。憲法改正は自民党の党是である、と言い出した。それを含めて、支持をいただいた、と言い出した。誤魔化しから出発して、憲法を改悪して、平和から戦争への道を歩見始めようとしている。
軍事力を振るうことで、紛争は広がり、新たな悲劇が展開される。徴兵制で、若者たちを鍛えるのだ、などと、いう連中もでてきた。戦争の悲惨さをしらない連中が、戦争の悲劇へと若者たちを追い込もうとしている。
そこで、真っ当な世界を視野に入れている我々としては、うまずたゆまず、彼等の狙いを暴きつつ、誤魔化しから真っ当な世界へと、ありとあらゆることに目を光らせていくしかないのである。
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