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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

正義が生き残るか

2014年07月11日 11時23分15秒 | 思考試行

朝日新聞に、デッカイ意見広告が出ていた。安倍内閣の正当性を、疑い、総理大臣を無資格者だと断じている。

そもそも、選挙自体の有効性、その後の裁判のおかしいこと、結果として、正当とはいえない為政者を難じている。

はげしい主張だが、順におって中味をみれば、まさしくその通りである。違憲状態で選出された国会議員、だが、選挙は無効ではないとする矛盾にみちた判決。

まさに砂上の楼閣のような、日本の政治状況。その一内閣が、集団的自衛権をとなえて、世界中どこへでも戦争に出かけたいとする安倍内閣のたくらみ。

国民不在の彼等の国家観の行く末は、世界に何を齎すだろうか。中国との軋轢は、ますますひどくなり、核武装まで話題にとびだす右からの鼻息が聞こえる。

真に、人類社会の共存、共栄を図る考えではなく、狭い、国家主義観は、前向きとはとても思えない。彼らは、日本の伝統を守るといいつつ、まことに狭い、危険な方向を、見すえているようだ。

そこに正義があるだろうか。正義の意味は、狭くとらえてはいけない。全地球上、全人類的立場にたたなければならない。身近な、国家、民族などにいつまでとらわれるつもりか。それでは、考えが狭すぎる。