テレビなどみていると、集団的自衛権がどうのこうのといっても、仕方がない、という扱いになっている。およそ、真面目な取り上げ方をしていない。マスコミの本質である力関係の反映がみごとに出てきている。要するに、問題にせず、なかったような扱いにする。戦争勢力の意を受けている。
具体的になったとき、すなわち、アメリカが戦争を始めるときに、声をかけてきたときに、これで、断る理由がなくなったことを意味することを、歯止めがどうのこうの、と言い訳をしていることが、すべてインチキであり、戦争にまきこまれて、はっきり知ることになるだろう。ああ、やっぱりということになる。
それまでは、どうってことはないようにみえるけれども、こうして、問題の拡散、水準の低下が始まる。人類の滅亡へと舵をきり、困難な道がみえてくる。誰が、覇権をもつのか、善良な市民が、平和を求める市民が、権力を自らのものにしなければ、この道を外れることはできない。
それが可能かどうかは、まさに、我々一人ひとりにかかっている。いつも、注意をしていなくてはならない。