わかってみれば、世の中のしくみは、簡単なのかもしれない。中国が、大事な国際会議に出てこない。エジプトで、開催予定が政情不安定のために、急きょ日本に変更になったというIMF・世銀年次総会である。
それが、先の騒ぎで、来ないという。朝日の天声人語は、大きな体をした子供のようだ、という。本当にそのようにみえる。菅内閣のときの、朝日の書きぶりには、あまりの意地悪さ、不公平感に腹立たしく思ったのであったが、中国のことについては、まさに、同感である。
中国も国内問題をそらせるのに、外に敵をつくるというが、そういう構造があるようだ。外のことでは、意見が一致する。ともかくも、中国の実態が、白日のもとにさらされ、日本車の売れ行きは激減し、観光客もストップである。本当に子供の扱いについて、よくよく研究しなければならない。
地球を家族とするならば、まさに、家庭内暴力であり、日本でもあちこちで、家庭内暴力の悲劇が起こっている。対策を講じないと、どこの家庭もそうではないのだから、なぜそうなるのかの「しくみ」は、解明しておかないといけない。
今度の山中教授のノーベル賞も、いってみれば、組み合わせの問題のようで、しくみの話である。こういうことは、世の中に、普遍的にあることかもしれない。そういえば、・・・と思い当たるふしが、ある。