空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

買収の実態

2012年10月05日 11時10分28秒 | 思考試行

朝日新聞の今朝の朝刊に、大きく雑誌「潮」の広告がでている。この雑誌は、創価学会の総合誌である。各界の有名人が、執筆ないし、登場している。宣伝効果とともに、買収効果もある。この雑誌が持つ発行の効果は、広い。

広告に、池田大作氏が外国人と対談し「ゲーテ」について語っているとある。まさに、虎の威を借るキツネ、を思わせる。いくらゲーテについて、話しあったとしても、当人が同程度の水準のヒトであるとは限らない。しかし、錯覚を呼ぶ効果はある。権威づけ効果である。

誰が買収されたかは、この雑誌でも、わかるのだが、公明党・創価学会は、政治の世界でも今や、キャスティングボードを握る場面さえでてきている。庶民のなかに、棲みつき、侮りがたい政治勢力となっている。

宗教政党が、教祖の言うままに行動を開始したときには、恐ろしいものがある。個々の人間の意志というより組織的に集団が動くのである。

小生は、池田大作氏を信用することはできない。逆に、たいへん危険な要素を感じる。名誉会長と称し、カリスマとして組織内に絶対的な力を持つ。公明党の元委員長、竹入、矢野氏も彼の逆鱗にふれ、弾圧されて攻撃にさらされている。

政治の世界で、力をふるった二人にしても、まるで赤子の手をひねるごとくであり、圧倒的な力の差がある。おそるべきことである。池田氏以外は、なんの力もないということである。

大新聞は、軒並み創価学会について、モノが言えなくなっている。金の力でねじ伏せられている。こういう実態が進行していることについて、あまり知られていないようにみえる。おそろしいことである。