人のパソコンにもぐりこみ、そこから、悪いことをする。こういう連中は、実際に行動することはない、と思われるが、それでも、実際にやるかもしれず、不安を与えることから、悪質といえる。
そうかといって、パソコンを通じての、意見の開陳ができないというのも、さびしいことである。声は、あげやすい方がいいし、また、表面には出たくない、という考え方があってもいい、と思う。
いわば、埋もれた人になりたいとすれば、なにか言っているけれど、それは、有名になりたいというのではなく、少しでも世の中に役立つようであればいいという思いでもいいし、世の中の現状に対して、そのときどきについて、ただただ、発言したいということであってもいい。
大した意見でなくとも、独創的な要素がなくとも、感じたことを言える、ということは、まさに、基本的な人権が尊重されていることに他ならない。
そして、無名を望んでいるというヒトが、実は、有名になりたい場合があってもいいが、無名であることを、つづけることができることこそ大切である。
社会的に、不条理と思われることや、隠ぺいされたり、異常がまかり通るようではいけないので、それらを批判したり、モンクがあるんだと発言できることは、大事な世の中の機能である。