「カーネーション」でのはまり役「北村」の演技で、花開くの感じである。糸子とのケンカシーンの面白い裏話などが飛び出して、なかなか面白いトークであった。
売れない時代の話が、ネタとなって、今生きている。愛嬌のある顔つきだし、勉強熱心でもあるから、さらなる研鑽をつんで、もっともっと大きなタレントになってほしいものだ。
それには、広範な視野をもって、深い人間性を身につけてほしいものである。それは、誰しもが目指すべき道なのかもしれないが、彼こそ、その可能性を有しているように思う。
感動とは、共感とは、新しい人間関係について、新しい境地を切り開いてほしいと思う。タレントは、生身の人間として、それを体現できる可能性を有する。
過去に、「いじめ」をしてきたことがあったようだが、深刻な自己反省もいるだろう。笑の世界は、よくいわれるように、もっとも難しく深いものがあるのだから、真剣な、真しな努力で、新境地を開拓してほしいと思う。