自民党を代表する議員として、マスコミへの露出の多い議員であるにもかかわらず、あの品性は驚くばかりの低劣さである。議員でなくとも、こんな人とは付き合いたくない。これに呼応して、野次をとばしまくる西田議員とともに、柄の悪さからいえば双璧だ。
こういう連中が、自民党の有力議員であるとすれば、自民党の前途は暗いだろう。これで、票をのばすとすれば、よほど選挙権を持つ人々の良識のなさ、低劣さを疑わざるをえない。
自民党は、弱者の敵であることを隠さなくなった。憲法をかえ、権力を再度握れば、こんどは、富裕層のためになりふり構わず、さらに、弱者切り捨てを敢行し、愛国主義をとなえて、若者たちを兵としてとりまとめ、日本国の一人前化をはかるだろう。
なめられない一人前の国として、アメリカの一の子分として、ふるまうに違いない。どこの国も、勝手な理屈や、ご都合で「国益」を声高に叫んでいるなかで、同じようにふるまいたいのである。
われわれ庶民は、こんな「愛国者」どもの扇動にのってはいけない。彼らは、富と誇りを手に入れ、庶民は命と家族の幸福をうばわれるだけのことである。世界が平和にくらしていくためには、別の仕事が必要である。庶民は、その仕事をしなければならない。それなら、世界中の庶民と手をつなげることは可能である。
山本一太クンのような議員が、その企みの実態を体現していてくれている。その意味で、彼は、有益な議員であるともいえる。大いに、そのおバカぶりと、品の悪さを発揮しまくってほしい。