ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
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『シュガー・ラッシュ』

2013-04-03 15:22:16 | 映画
(原題:Wreck-It Ralph)




----この映画、
ディズニー・アニメ映画史上最大のヒット作、
日本でもスゴイ人気ニャんだって?
ゲームセンターのゲームが舞台って、
小さくまとまっちゃいそうだけど、
いったいどんなお話ニャの?
「いやいや、
この物語の広がり方はスゴイ。
なにせ、いくつものゲームにまたがって
お話が展開していくんだから…。
ということで、まずはその物語から…。
主人公は、フェリックスが活躍するアクション・ゲーム『フィックス・イット・フェリックス』
ビルを壊していく敵キャラを30年間も演じている大男のラルフ
ゲームの中の住人たちからいつも嫌われている状況にうんざりしていた彼は、
ヒーローのメダルを手に入れようと、
コンセントを伝わって自分のゲームの世界を抜け出してしまう。
潜りこんだのは最先端のシューティング・ゲーム
『ヒーローズ・デューティ』
そこで運よくメダルを手に入れたラルフだが、
敵キャラ、サイ・バグの卵を踏み潰し孵化させてしまう。
脱出ポッドに乗った彼らは
お菓子だらけの世界でレースが繰り広げられるゲームの世界へ移動してしまう」




----ニャるほど。
それが『シュガー・ラッシュ』というわけだね。
「そう、ここまでで一回、
この物語の魅力を整理してみよう。
実を言うと、
全篇が見どころで語り尽くせないんだけどね。
夜中、子供たちが寝静まった頃を見てゲームが動きだす…
これは『トイ・ストーリー』
もっと遡れば童話の『くるみ割り人形』。
子どもならば、だれしもが想像したことのあるこの設定で
あっという間に観客の心を掴んでしまう。
そして、最初に登場する『フィックス・イット・フェリックス』、
これが初期のアーケードゲーム、
そう、『ドンキーコング』あたりを思い出すと分かりやすいかも。
そのキャラが、解像度がまったく違う世界へ行くという、
その発想だけでもワクワクドキドキ。
そしてさらに巧いなあと思うのが、
ここにもう一つの冒険が重なってくるところ。
ラルフがいなくなったことで、
『フィックス・イット・フェリックス』は大騒ぎに。
ゲームの不具合を子供に指摘され、
ゲームそのものが店から撤去される運命になったのだ。
翌朝の開店までにラルフを連れ戻さなくてはと、
フェリックスは『ヒーローズ・デューティ』へ。
そこで他のゲームに行ったサイ・バグを退治するために
出発しようとしていたカルホーン軍曹と出会った彼は、
ともに『シュガー・ラッシュ』へ向う。
というわけで、ここにタイムリミット・サスペンスの要素が加わってくる。
一方のラルフは『シュガー・ラッシュ』で
仲間外れにされてレースに出ることを禁止されている少女ヴァネロペと出会う。
敵役と仲間はずれ…。
互いにその世界で疎外と孤独を味わっているふたりは、
最初こそ反発しながらも
やがて心の深いところで共鳴し合っていく。
もう、ここまでくると、
ディズニーがどうのというよりも、
ハリウッド映画が繰り返し描いている王道ヒューマンドラマ
そこに、
ディズニ―・アニメ伝統のカーレース、プリンセス・ストーリーを織り込んでいく」

----ふむふむ。
それは興奮するのも分かるニャあ。
「ラルフは壊し屋。
なのに、ここではヴァネロペのために
レーシングカーを作ってあげるという、
この設定もいい。
そして訪れる、これ以上は望みようもない至福のエンディング…。
とにかく
これは隅々まで神経が行き届いた最高の映画だったよ」






「エンドクレジットが始まってもだれも立ち上がらなかったらしいのニャ」2009.4.7フォーン


※MOVIX昭島が場内を明るくするのを止めていてよかった度

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