※追補でネタバレに触れているかも。ご注意を!
----この映画、キャスティングがオモシロいよね。
「うん。つい最近、
小出恵介 との熱愛が報道された水川あさみ (『彼岸島』『今度は愛妻家』)と、
『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』の熱演も記憶に新しい竹野内豊 。
ぼくの知る限りじゃ、
こんなにもライトな竹野内豊は初めて…」
----そうか、やっぱりそっち系ニャんだ。
このタイトルでシリアスなはずないものね。
「予告とか観ていると、
どんな感じの映画だろうって、
まずはそこが気になるところ。
だって、どう考えても
“地獄旅行”ってありえない。
どうやって、地獄に旅行することになるのか?
このありえないシチュエーションを
主人公の夫婦ふたりが納得し、
そして観るぼくらも納得しなくちゃならないわけで、
これはけっこう映画作りとして難関だと…」
----で、結果はどうだったの?
「これが、
当たり前のように、
“地獄ツアー”なるものが大木信義、咲の夫婦ふたりに提示され、
そして当たり前のように、ふたりはツアーに出かけちゃう。
もっとも旅行に行くきっかけからしてかなり変。
ということで、まずは導入部のストーリーから。
長い同棲生活の末、
なし崩し的に結婚してしまった信義、咲のふたり。
早々と倦怠に陥った彼ら。
このままでは離婚もそう遠くない。
なにせ、喋る会話がまったく噛み合わず、
その一つひとつに互いにつっかかりあってしまう始末。
そう、まさに映画『ブルーバレンタイン』 の世界。
そんなある日、スーパーに行った咲は、
なくなっていた自分たちの炊飯ジャーを
コートに隠すように持っている
“濡れた男”(柄本明 )を見かける。
後を追った彼女が出会ったのは
スーパーの制服を着た占い師の女(樹木希林 )。
その占い師から地獄ツアーのちらしを渡される咲。
誘われるままツアーに申し込み、
夫婦で地獄に出かけちゃうというもの」
----その地獄ってどうやって行くの?
「これがまたふざけている。
スーパーの屋上にあるバスタブの汚れた水に飛び込む(笑)だけ。
まあ、地獄への入り方がこんな風にいい加減だから、
地獄で起こることも、それに輪をかけていい加減。
怒りっぽい赤い顔をした人(でんでん)たちと、
親切な青い顔した人たち。
着いたホテル、いいじま屋は400階以上もある超超高層。
しかもエレベーターはなくて、
20数階にある部屋まで息を切らして歩いて上り、
さらにそれと同じほどの階段を昇ってビーフシチュー温泉へ」
----ビーフシチュー?
「そう、そこで激流に飲まれ溺れかかる…。
まあ、これだけの苦労を共にするんだから、
オチは見えてくるよね。
ふたりの絆は固くなる…」
----ニャんだ。意外とマジメじゃん。
「そうなんだ。
実は、途中で、あるホロっとくるエピソードが用意されている。
ほとんどナンセンスの世界だけで進むだけに、
ここはビックリしたなあ。
彼らに優しくしてくれる青い肌のケイコ(橋本愛 )、
そしてその弟たちふたりとナイトマーケットに遊びに行ったときにそれは起こる。
まるで縁日みたいなその世界が、
みんな楽しくて、楽しくて仕方がない。
そしてその“楽しさ”がなぜか涙を誘うんだ。
彼ら映画の中の登場人物も、そしてぼくたちも
心から笑える幸せに飢えている…。
そして、そのことを前提として
この映画を作ったのが『GSワンダーランド』の監督・本田隆一 。
ぼくはそう思ったわけだけど、
(前田司郎 )の原作がすでにそうなっているのかも。
それにしてもこの結論、
『ブルーバレンタイン』よりは、全然いいと思うよ」
(byえいwithフォーン)
※追補
どうしても気になるのが3人の子供。
「いつか、私たちを生んでくださいね」。
これって『リサイクルー死界ー』と同じオチだったんだろうか?
で、大木家は彼らを含む5人…
なんて、これ、
あの映画を観ている人には分かってしまうネタバレかも…。
フォーンの一言「こういう地獄なら怖くないのニャ」
※『地獄自体、作りが雑なんですよ』(演じる但馬)らしい度
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----この映画、キャスティングがオモシロいよね。
「うん。つい最近、
小出恵介 との熱愛が報道された水川あさみ (『彼岸島』『今度は愛妻家』)と、
『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』の熱演も記憶に新しい竹野内豊 。
ぼくの知る限りじゃ、
こんなにもライトな竹野内豊は初めて…」
----そうか、やっぱりそっち系ニャんだ。
このタイトルでシリアスなはずないものね。
「予告とか観ていると、
どんな感じの映画だろうって、
まずはそこが気になるところ。
だって、どう考えても
“地獄旅行”ってありえない。
どうやって、地獄に旅行することになるのか?
このありえないシチュエーションを
主人公の夫婦ふたりが納得し、
そして観るぼくらも納得しなくちゃならないわけで、
これはけっこう映画作りとして難関だと…」
----で、結果はどうだったの?
「これが、
当たり前のように、
“地獄ツアー”なるものが大木信義、咲の夫婦ふたりに提示され、
そして当たり前のように、ふたりはツアーに出かけちゃう。
もっとも旅行に行くきっかけからしてかなり変。
ということで、まずは導入部のストーリーから。
長い同棲生活の末、
なし崩し的に結婚してしまった信義、咲のふたり。
早々と倦怠に陥った彼ら。
このままでは離婚もそう遠くない。
なにせ、喋る会話がまったく噛み合わず、
その一つひとつに互いにつっかかりあってしまう始末。
そう、まさに映画『ブルーバレンタイン』 の世界。
そんなある日、スーパーに行った咲は、
なくなっていた自分たちの炊飯ジャーを
コートに隠すように持っている
“濡れた男”(柄本明 )を見かける。
後を追った彼女が出会ったのは
スーパーの制服を着た占い師の女(樹木希林 )。
その占い師から地獄ツアーのちらしを渡される咲。
誘われるままツアーに申し込み、
夫婦で地獄に出かけちゃうというもの」
----その地獄ってどうやって行くの?
「これがまたふざけている。
スーパーの屋上にあるバスタブの汚れた水に飛び込む(笑)だけ。
まあ、地獄への入り方がこんな風にいい加減だから、
地獄で起こることも、それに輪をかけていい加減。
怒りっぽい赤い顔をした人(でんでん)たちと、
親切な青い顔した人たち。
着いたホテル、いいじま屋は400階以上もある超超高層。
しかもエレベーターはなくて、
20数階にある部屋まで息を切らして歩いて上り、
さらにそれと同じほどの階段を昇ってビーフシチュー温泉へ」
----ビーフシチュー?
「そう、そこで激流に飲まれ溺れかかる…。
まあ、これだけの苦労を共にするんだから、
オチは見えてくるよね。
ふたりの絆は固くなる…」
----ニャんだ。意外とマジメじゃん。
「そうなんだ。
実は、途中で、あるホロっとくるエピソードが用意されている。
ほとんどナンセンスの世界だけで進むだけに、
ここはビックリしたなあ。
彼らに優しくしてくれる青い肌のケイコ(橋本愛 )、
そしてその弟たちふたりとナイトマーケットに遊びに行ったときにそれは起こる。
まるで縁日みたいなその世界が、
みんな楽しくて、楽しくて仕方がない。
そしてその“楽しさ”がなぜか涙を誘うんだ。
彼ら映画の中の登場人物も、そしてぼくたちも
心から笑える幸せに飢えている…。
そして、そのことを前提として
この映画を作ったのが『GSワンダーランド』の監督・本田隆一 。
ぼくはそう思ったわけだけど、
(前田司郎 )の原作がすでにそうなっているのかも。
それにしてもこの結論、
『ブルーバレンタイン』よりは、全然いいと思うよ」
(byえいwithフォーン)
※追補
どうしても気になるのが3人の子供。
「いつか、私たちを生んでくださいね」。
これって『リサイクルー死界ー』と同じオチだったんだろうか?
で、大木家は彼らを含む5人…
なんて、これ、
あの映画を観ている人には分かってしまうネタバレかも…。
フォーンの一言「こういう地獄なら怖くないのニャ」
※『地獄自体、作りが雑なんですよ』(演じる但馬)らしい度
「母の日」には、こちらのお花屋さんもよろしく。
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