----金城武って、もしかして久しぶりじゃニャい?
「うん。日本映画への出演はね。彼によれば
『原作が素晴らしく、死神という役も特別だと感じたので、
この企画に興味を持ちました』ということらしい。
でも、こういうお話は韓国映画の方に多そう」
----どんなお話ニャの?
「いわゆるファンタジー。
7日後に不慮の死が予定されている
(“不慮”の死で“予定”というのも、よく分からないけど…)
人間を観察し、“実行=死”か“見送り=生かす”かを判定するのが
彼ら、死神の役目」
----“彼ら”ということは、
死神は他にもいるんだ。
「うん。その一人に村上淳(久しぶり!)が扮している。
原作はベストセラーらしいけど、
でも、このお話のどこが受けたのか、
正直、ぼくにはよく分からない。
『陽気なギャングが地球を回す』も
そうだったけど、
伊坂幸太郎のよさが、ぼくにはピンと来ないんだ」
----原作はさておいといて、
映画はどうだったの?
「う~ん。
金城武扮する死神が
言葉の意味を理解していないところなどで
笑わせようとしているんだけど…。
こちらもあまり。
たとえば“わたし、醜い(みにくい)から”と言われて
“いえ、よく見えますよ”」
----………(汗)。
それはそうと
タイトルに副題がついているようだけど…。
「物語は三つの時代で語られるんだ。
で、この死神が地上に現れると、いつも雨。
彼は青空を見たことがないんだね。
だから映画自体、かなりウェット。
しかも暗めの仕上がりとなっている」
----ふうん。そういえば黒い犬が出てくるよね。
「うん。この犬は彼の上司らしい。
で、当然、死神と会話するわけ。
ところが声がすべてテロップ。
ここは、『デスノート 前編』
『デスノート the Last name』のリュークみたいに
喋らせた方がよかったんじゃないかな」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「そう言われると、どんな映画かかえって観てみたくなるニャあ」
※傘を上から写したのはよかった度
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「うん。日本映画への出演はね。彼によれば
『原作が素晴らしく、死神という役も特別だと感じたので、
この企画に興味を持ちました』ということらしい。
でも、こういうお話は韓国映画の方に多そう」
----どんなお話ニャの?
「いわゆるファンタジー。
7日後に不慮の死が予定されている
(“不慮”の死で“予定”というのも、よく分からないけど…)
人間を観察し、“実行=死”か“見送り=生かす”かを判定するのが
彼ら、死神の役目」
----“彼ら”ということは、
死神は他にもいるんだ。
「うん。その一人に村上淳(久しぶり!)が扮している。
原作はベストセラーらしいけど、
でも、このお話のどこが受けたのか、
正直、ぼくにはよく分からない。
『陽気なギャングが地球を回す』も
そうだったけど、
伊坂幸太郎のよさが、ぼくにはピンと来ないんだ」
----原作はさておいといて、
映画はどうだったの?
「う~ん。
金城武扮する死神が
言葉の意味を理解していないところなどで
笑わせようとしているんだけど…。
こちらもあまり。
たとえば“わたし、醜い(みにくい)から”と言われて
“いえ、よく見えますよ”」
----………(汗)。
それはそうと
タイトルに副題がついているようだけど…。
「物語は三つの時代で語られるんだ。
で、この死神が地上に現れると、いつも雨。
彼は青空を見たことがないんだね。
だから映画自体、かなりウェット。
しかも暗めの仕上がりとなっている」
----ふうん。そういえば黒い犬が出てくるよね。
「うん。この犬は彼の上司らしい。
で、当然、死神と会話するわけ。
ところが声がすべてテロップ。
ここは、『デスノート 前編』
『デスノート the Last name』のリュークみたいに
喋らせた方がよかったんじゃないかな」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「そう言われると、どんな映画かかえって観てみたくなるニャあ」
※傘を上から写したのはよかった度
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基本的に軽妙なテキストが伊坂幸太郎の生命線だと思ってるので、
映画脚本でそこが薄れたり、実写で口にすると違和感になってしまったりというのを、よく感じます。
といっても『死神の精度』は未読なのですが。
『重力ピエロ』も控えてますし、伊坂原作はまだまだ映像化されそうですが、かなりハードルは高いでしょうね。原作ファンの目も厳しいですし。
個性のある作家の小説ほど、
映画化する監督の「読み方」次第で
どのようにも変化するのかも。
もし、他の監督だったら…と
思ってしまうことが多々あります。
私は原作を読んでないのですが、なんとなく地に足がついていないかんじが、確かにしましたね。
原作どおりなのか、脚本に問題があったのか…
金城 武の変身振りには感心しましたが。
コメントありがとうございます。
どなたかのレビューを拝見して分かったのですが、
これ、原作とかなり違いますね。
まあ、オモシロくさえあれば、
改変はいっこうにかまわないのですが…。
死ぬことについてどう思うのかを問うはずの
死神が、
あくまで偶然の産物なんだろうけど
一人の女性の生き様を追っかける羽目になり
彼女を通して命とか家族とか愛とか
人間が大切にしているものを
生きるってどういうことなのかを感じ取っていく。
大事なセリフはすべて富司純子さんに
言わせてた。
彼女が最後バシッと決めちゃいましたね。
そのせいか急に金城さんがかすんじゃった。(f^^)
3話目でパズルのピースがそろう作りは
(いや2話目の途中から先が読めたけど・・・)
アヒルと鴨・・にも近いですが
主役が脇役になっちゃうとは思いませんでした。(笑)
この映画、その富司純子も含めて
一番分からないのは、
彼の<仕事>の対象が
プロローグの1人も含めて
4人しかいないように
見えてしまうこと。
おそらく、ずっとずっと昔から
この<仕事>をしているし、
その3人の間にも
多くの<仕事>をこなしているはず。
そこでは、なんの疑問もなく
影響も受けず、
淡々と<仕事>をやっていたのだろうか?
まあ、もともと一種のファンタジーで、
そんなこと考える必要ないのですが、
思わずツッコミたくなってしまいました。(汗)
余計に中途半端なギャグみたいで笑えません。。。
私はテロップで良かったと思います。
金城武はこんな不思議な役がよく似合う・・・
他の人は思いつきません。
そうか喋ったらコメディになっちゃうか。
その昔、テレビで
「馬が喋る、そんなバカな~」という
主題歌のアメリカのコメディがあったのを思い出しました。
金城武以外ですか…。
竹野内豊だと、どうだろう。
ダメかな……。
とのことですが、それは、本がですか?
映画化されたものがですか?
それとも両方とも?(^_^;)
私は苦手な邦画の割には、まずまず面白かったので
原作を読んでみようと思ったのですが・・・
ワンコのテロップは間が少し気になりましたが
しゃべらせると白いわんちゃん(お父さん)に
なってしまうので(笑)これで良かったのかも?
と思いました^^
舌足らずな書き方をしてしまいました。
本は読んでいないわけだから、
これは映画化されて目の前に出てきた部分でのみの
伊坂ワールドです。(汗)
こういうライト・ファンタジーが
日本映画にも出てくるようになったことは
ある意味、いいことなのかもしれないですね。
映画の裾野が広がっているのは確かですし…。
ひろちゃんさんは邦画が苦手なのですか?
最近は“邦画バブル”と言われているほど、
いろんな邦画がありますよ。
中には、ほんとうに素晴らしい作品も。
敬遠されているとしたら、もったいないなあ。