(原題:Night at the Museum : Battle of the Smithsonian)
----この映画、同時期に公開された『ターミネーター4』を上回って
ボックスオフィスの第一位を獲得したんだって?
「うん。失礼ながら
こんなお子様映画がなぜ?と思ったけど、観てみて納得。
前作『ナイト ミュージアム』以上に甦るキャラが増えている。
それもそのはず。
前作の舞台はニューヨークの自然史博物館。
それが今度はなんと世界最大の博物館スミソニアン。
この博物館は、正しくは群と呼ばれるほど、建物数が多く、
全部観るには一週間はかかると言われている。
それだけの収容数を誇るだけに、
出てくるキャラも半端じゃない」
----だけど、なぜ舞台が変わったの?
無理があるんじゃ…。
「いや、よく考えたもので、
物語はざっと以下のような感じ。
自然史博物館にハイテクの波が押し寄せ、
展示物の多くがホログラム化されることに。
そこで不要になった展示物はワシントンD.C.スミソニアン博物館の倉庫へ。
ところが、あの魔法の石板も移送されてしまい、
スミソニアンに眠る、あらゆる展示物を甦らせてしまった。
いまは、博物館の夜警を辞めていたラリー(ベン・スティラー)だったが、
ミニチュアのカウボーイ、ジェド(オーウェン・ウィルソン)からのSOS電話で
急ぎスミソニアンに駆けつける。
なんとそこでは古代エジプトのカームンラーが
リンカーン、ナポレオン、アル・カポネを従えて、
最強軍団を甦らせ、世界征服を狙っていた!」
----ニャんだか、『ハムナプトラ』あたりでも聞いたような話だニャあ。
でもなぜ、ミニチュアが電話をかけられるの ?
「そういうこと突っ込まないの。
この映画、もとからありえない話なんだから。
それを前提としたうえで、新しい発想はどこにあるのか?
前作をいかにして乗り越えようとしているのか?
まずはそこに着目すべきだね。
そうそう。
あと、どんなキャラが出てくるか…?もね。
これだけ抑えれば十分」
----じゃあ、そこを教えてよ。
「まず、まったくもって新しいのが、
今回は、主人公たちが展示されている絵や写真の中にも入り込むってところ。
時代はバラバラ。ものによっては終戦直後のの日のタイムズ・スクエアの写真まである。
このあたりは、知的好奇心を掻き立てられるこの映画のハイライト。
よくある、追いかけっこや戦いよりも、
よほどオモシロかったね」
----ニャるほど。
で、どんな新しいキャラ(?)が出てくるの?
「たとえばカスター将軍、
リンカーンの巨大彫像、
1959年にロケットに乗って宇宙旅行をした伝説の猿エイブル、
全長約11mのダイオウイカ(?イカには見えないけど)、
ロダンの考える人、ドガの踊り子、ミロのヴィーナス、
アインシュタイン(これはお土産屋のフィギュアね)、
ライト兄弟、
そしてアメリア・イヤハート((エイミー・アダムス)。
彼女の役が重要なんだ」
----だれ?そのアメリア・ダイヤモンドって?
「イヤハート。
ダイヤモンドは、アメリアではなくてカメリアでしょ。
彼女、女性初の大西洋単独横断に成功した伝説のパイロット。
活躍したのが1930年代。
エイミー・アダムスがその時代の女性の雰囲気を、
これ以上はないほど見事に表現。
男性と対等にわたり合おうとする、
その粋がり(失礼)の中に女性のかわいらしさをチラリ覗かせる。
実は、この映画では前作とは打って変わってラリーが発明家として大成功。
社長としても忙しい日々を送っている。
でも、ほんとうにこれでいいのか?
彼が本来進むべき“道”とは?
その“道”を見つける手助けをするのが
彼と一夜の冒険を共にする、このイヤハート。
そう、ここでは2人の間にロマンスが生まれるんだ」
----でもそのアメリアって、
朝になると、また動かなくなるんだよね。
「うん。いわゆる住んでる世界が違うふたりによる
決して結ばれることのない愛。
そこがこの映画に、また一つの“胸キュン”を付加してくれる。
“好きな人と好きなことをする”。
ここに人生の意味と素晴らしさがあることをこの映画は教えてくれた。
公開は8月夏休みだし、日本でもヒットしそうな予感はあるな」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「こういう映画は難しいこと言っちゃダメなのニャ」
これぞ究極のファミリー・エンターテイメントだ度
お花屋さん ブーケ、アレンジメントetc…
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はアメリカ・オフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
----この映画、同時期に公開された『ターミネーター4』を上回って
ボックスオフィスの第一位を獲得したんだって?
「うん。失礼ながら
こんなお子様映画がなぜ?と思ったけど、観てみて納得。
前作『ナイト ミュージアム』以上に甦るキャラが増えている。
それもそのはず。
前作の舞台はニューヨークの自然史博物館。
それが今度はなんと世界最大の博物館スミソニアン。
この博物館は、正しくは群と呼ばれるほど、建物数が多く、
全部観るには一週間はかかると言われている。
それだけの収容数を誇るだけに、
出てくるキャラも半端じゃない」
----だけど、なぜ舞台が変わったの?
無理があるんじゃ…。
「いや、よく考えたもので、
物語はざっと以下のような感じ。
自然史博物館にハイテクの波が押し寄せ、
展示物の多くがホログラム化されることに。
そこで不要になった展示物はワシントンD.C.スミソニアン博物館の倉庫へ。
ところが、あの魔法の石板も移送されてしまい、
スミソニアンに眠る、あらゆる展示物を甦らせてしまった。
いまは、博物館の夜警を辞めていたラリー(ベン・スティラー)だったが、
ミニチュアのカウボーイ、ジェド(オーウェン・ウィルソン)からのSOS電話で
急ぎスミソニアンに駆けつける。
なんとそこでは古代エジプトのカームンラーが
リンカーン、ナポレオン、アル・カポネを従えて、
最強軍団を甦らせ、世界征服を狙っていた!」
----ニャんだか、『ハムナプトラ』あたりでも聞いたような話だニャあ。
でもなぜ、ミニチュアが電話をかけられるの ?
「そういうこと突っ込まないの。
この映画、もとからありえない話なんだから。
それを前提としたうえで、新しい発想はどこにあるのか?
前作をいかにして乗り越えようとしているのか?
まずはそこに着目すべきだね。
そうそう。
あと、どんなキャラが出てくるか…?もね。
これだけ抑えれば十分」
----じゃあ、そこを教えてよ。
「まず、まったくもって新しいのが、
今回は、主人公たちが展示されている絵や写真の中にも入り込むってところ。
時代はバラバラ。ものによっては終戦直後のの日のタイムズ・スクエアの写真まである。
このあたりは、知的好奇心を掻き立てられるこの映画のハイライト。
よくある、追いかけっこや戦いよりも、
よほどオモシロかったね」
----ニャるほど。
で、どんな新しいキャラ(?)が出てくるの?
「たとえばカスター将軍、
リンカーンの巨大彫像、
1959年にロケットに乗って宇宙旅行をした伝説の猿エイブル、
全長約11mのダイオウイカ(?イカには見えないけど)、
ロダンの考える人、ドガの踊り子、ミロのヴィーナス、
アインシュタイン(これはお土産屋のフィギュアね)、
ライト兄弟、
そしてアメリア・イヤハート((エイミー・アダムス)。
彼女の役が重要なんだ」
----だれ?そのアメリア・ダイヤモンドって?
「イヤハート。
ダイヤモンドは、アメリアではなくてカメリアでしょ。
彼女、女性初の大西洋単独横断に成功した伝説のパイロット。
活躍したのが1930年代。
エイミー・アダムスがその時代の女性の雰囲気を、
これ以上はないほど見事に表現。
男性と対等にわたり合おうとする、
その粋がり(失礼)の中に女性のかわいらしさをチラリ覗かせる。
実は、この映画では前作とは打って変わってラリーが発明家として大成功。
社長としても忙しい日々を送っている。
でも、ほんとうにこれでいいのか?
彼が本来進むべき“道”とは?
その“道”を見つける手助けをするのが
彼と一夜の冒険を共にする、このイヤハート。
そう、ここでは2人の間にロマンスが生まれるんだ」
----でもそのアメリアって、
朝になると、また動かなくなるんだよね。
「うん。いわゆる住んでる世界が違うふたりによる
決して結ばれることのない愛。
そこがこの映画に、また一つの“胸キュン”を付加してくれる。
“好きな人と好きなことをする”。
ここに人生の意味と素晴らしさがあることをこの映画は教えてくれた。
公開は8月夏休みだし、日本でもヒットしそうな予感はあるな」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「こういう映画は難しいこと言っちゃダメなのニャ」
これぞ究極のファミリー・エンターテイメントだ度
お花屋さん ブーケ、アレンジメントetc…
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はアメリカ・オフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
先日はお祝いコメント嬉しかったです
長いおつきあいになってきましたね★
これからも宜しくお願いします~!
これ!
>この映画、同時期に公開された『ターミネーター4』を上回って
ボックスオフィスの第一位を獲得した
そうなんですね♪
T4この間観て来たんですけどまあまあな感じデシタ(笑)
これ、ベン好きなわたしとしては公開たのしみです
実は、ぼくはmigさんが
ぼくよりもっと以前からブログをやってられたような
錯覚に陥っています。
migさんのページはほんとうに堂々としていて、内容も充実。
ぼくなんて、ほとんど書きなぐり状態(汗)。
そういえば『マーシャル博士の恐竜ランド』って
migさんがお好きそうな映画の案内がきてました。
主演はウィル・フェレル。
監督はブラッド・シルバーリングです。
もったいないお言葉ありがとうございます
え!ウィルのあの映画、そんな邦題になったんですか?!
しかも日本公開決まったとは嬉しいデス★
さすがえいさん!(笑)
わたしそれすごく観たかったんですよね、ウィルの次回作ってどこかで前に書いたんで楽しみでした
早く観たいナー!!
えいさん紹介されたら読みたくてうずうずしちゃう。
あんまりまた期待しすぎないで楽しみたいですー
「そういうこと突っ込まないの。
この映画、もとからありえない話なんだから。
ふたりのかけあい笑えました
2でも面白かったです
こういう、ツッコミを最初から受け付けないタイプの映画は小気味いいですね。
まったくのルールなしだと、
収拾のがつかなくなりますが、
それなりのルールを課しているところもよかったです。
今回は絵画…フォトグラフの中に入れるっていうのが面白かったですね♪
ラストのケータイ電話のエピソードがステキ♪
猿とのビンタ合戦など、前作のお約束もあり、なかなか楽しめるファミリー映画ですわん♪
それにしても、これを観ると実際のスミソニアン博物館に行きたくなりますね~♪
ぼくも、あのシーンが一番好きですね。
前作と同じことやってもしょうがないと思っていたら、
なるほど、そうきたかって感じ。
スミソニアン博物館、憧れちゃいます。
航空史において彼も偉人なはず。
それがちょっと不思議でしたね。
まぁ私の場合は渡瀬マキのいるリンドバーグの方が好きなんですけど。
ガチその世代なんで。
リンドバーグと言えば、
最近、ヒット曲「今すぐKiss Me」をニューバージョンで出していたような…。
期間限定の再結成ですよね。
『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』にも使われたように
ある時期を象徴するバンドでしたよね。
懐かしいなあ。
migさんもおっしゃっていますが、
2人の掛け合いの方が、映画より
面白かったです☆
まあテーマ性はちょっと弱いと感じましたが。
私はアメリア・イアハートの大ファンなので、この映画の展開にはうれしくなってしまいました。
でも、彼女が最期に向かったのは、やっぱり志途中で潰えた世界一周飛行の目的地だと思うんですけどね・・・。
まあカナダが一番有名なんで、そうしたんでしょけど。
ダイアモンドをパッと思いだしてしまいました。
エイミー・アダムス、よかったですよね。
あの時代の、それも魅力的なアメリカン女性を
見事に再現してくれていました。
ノラネコさんはアメリア・イアハートのファンだったんですね。
私は不勉強で、彼女のことをよく知らなかったのですが、
いやあ、魅力的だわ。
知ってたら、もっと楽しめただろうなあ。