(原題:VALENTINE'S DAY)
----あれっ?映画の話だと思ったのに、
なぜ、ブーケの写真ニャの?
「それはね。この映画の主人公のひとり、アシュトン・カッチャーが演じているリードが、
お花屋さんだから。
彼は、バレンタインデーのその日、大忙し。
予約のお花を作ったり、売ったり、届けたり。
この写真のブーケはその中の一つをコトリ花店風にアレンジしてみたもの。
映画では、秋色あじさいと赤いバラのコンビネーション。
でも、それだけじゃさびしいので、ラナンキュラスとアネモネを…」
----へぇ~っ。バレンタインデーというとチョコのイメージだけど
アメリカでは違うんだね?
「チョコやキャンデーも送られるんだろうけど、
お花も重要なアイテムの一つ。
バレンタインデーには、赤いバラだけで、
アメリカ全土でなんと1億1000万本も売れるらしい。
この映画、アカデミー賞スターも含めた豪華俳優の共演が売りに。
複数のエピソードが同時進行しながら絡み合っていく、
『ラブ・アクチュアリー』タイプの作品。
出演者は、ざっと次の通り
ジェシカ・アルバ、キャシー・ベイツ、ジェシカ・ビール、
ブラッドリー・クーパー、エリック・デイン、パトリック・デンプシー、
ヘクター・エリゾンド、ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ガーナー、
トファー・グレイス、アン・ハサウェイ、アシュトン・カッチャー、
クイーン・ラティファ、ジョージ・ロペス、シャーリー・マクレーン、
エマ・ロバーツ、ジュリア・ロバーツ」
----それじゃ、とても話しきれないね。
「そう。というわけで、
お花屋さんもやっている、ぼくならではの目線で、
お花中心に見どころを語ってみようかなと…。
まず、嬉しかったのが、ロサンゼルス花市場が見られること。
ふだん行っている世田谷花市場と思わず比較しちゃった。
リードのお店は、カフェも兼ねている。
中ではクッキーを食べている人もいて、
これは、お店の形としてひとつの憧れだったね。
で、バレンタインデー=お花というのは、
ほんとうに根付いているんだなと思わせられたのが、
お客さんの行列のすさまじさ。
まるで、クリスマスのケンタッキーという感じ。
壁の後ろには予約注文票がずらり貼られている」
----へぇ~っ。でも、お花って
家まで持って帰るのが苦労しちゃうよね。
満員電車には持ち込みたくないし…。
「そう。だから、必然的にお届けも増える。
だけど、やはり大切な人には手渡ししたいもの。
そこで、映画の中では
『なぜ、配達を頼むんだ?』などというセリフも出てくる。
あと、配達途中の追突事故なんてのもあったな。
これは、焦るだろうな…。
それと守秘義務」
----どういうこと?
「リードが頼まれたブーケのお届け先に、
仲のいい小学校教師のジュリア(ジェニファー・ガーナー)が…。
ところがその花を頼んだ相手の医師ハリソン(パトリック・デンプシー)は、
もうひとつブーケを頼んでいる。
じつは、それはいないはずの妻宛て。
つまり、ジュリアはハリソンの浮気相手に過ぎなかったってことだね。
さあ、それを彼女に言うべきか言わぬべきか?」
----ニャるほど。
でも、そうやって聞いていると、
主人公はリードのようだけど…。
「いや、お花のエピソードはこれだけじゃなく、
たとえばエステル(シャーリー・マクレーン)は、
夫のエドガー(ヘクター・エリゾンド)が
庭から摘んでベッドに運んできたバラの香りで目が覚めるし、
グレース(エマ・ロバーツ)と、
関係を次の段階に進めようとするアレックス(カーター・ジェンキンス)は、
部屋の中にバラを敷き詰めて準備万端。
というように、いろんなところで花は大活躍。
最後の最後に、リードが橋の上で語るエピソードも含めて、
これは『バレンタイン花物語』という感じの映画だったね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「このブーケ、頼んでくれた人に先着でフォーンのカードも付けるのニャ」
※お店には、ワーナーさんのご好意でいただいたポスターとチラシもある度
お花屋さんもよろしく。
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像は映画に出てくるブーケをアレンジしたオリジナル・バレンタイン・ブーケ。
----あれっ?映画の話だと思ったのに、
なぜ、ブーケの写真ニャの?
「それはね。この映画の主人公のひとり、アシュトン・カッチャーが演じているリードが、
お花屋さんだから。
彼は、バレンタインデーのその日、大忙し。
予約のお花を作ったり、売ったり、届けたり。
この写真のブーケはその中の一つをコトリ花店風にアレンジしてみたもの。
映画では、秋色あじさいと赤いバラのコンビネーション。
でも、それだけじゃさびしいので、ラナンキュラスとアネモネを…」
----へぇ~っ。バレンタインデーというとチョコのイメージだけど
アメリカでは違うんだね?
「チョコやキャンデーも送られるんだろうけど、
お花も重要なアイテムの一つ。
バレンタインデーには、赤いバラだけで、
アメリカ全土でなんと1億1000万本も売れるらしい。
この映画、アカデミー賞スターも含めた豪華俳優の共演が売りに。
複数のエピソードが同時進行しながら絡み合っていく、
『ラブ・アクチュアリー』タイプの作品。
出演者は、ざっと次の通り
ジェシカ・アルバ、キャシー・ベイツ、ジェシカ・ビール、
ブラッドリー・クーパー、エリック・デイン、パトリック・デンプシー、
ヘクター・エリゾンド、ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ガーナー、
トファー・グレイス、アン・ハサウェイ、アシュトン・カッチャー、
クイーン・ラティファ、ジョージ・ロペス、シャーリー・マクレーン、
エマ・ロバーツ、ジュリア・ロバーツ」
----それじゃ、とても話しきれないね。
「そう。というわけで、
お花屋さんもやっている、ぼくならではの目線で、
お花中心に見どころを語ってみようかなと…。
まず、嬉しかったのが、ロサンゼルス花市場が見られること。
ふだん行っている世田谷花市場と思わず比較しちゃった。
リードのお店は、カフェも兼ねている。
中ではクッキーを食べている人もいて、
これは、お店の形としてひとつの憧れだったね。
で、バレンタインデー=お花というのは、
ほんとうに根付いているんだなと思わせられたのが、
お客さんの行列のすさまじさ。
まるで、クリスマスのケンタッキーという感じ。
壁の後ろには予約注文票がずらり貼られている」
----へぇ~っ。でも、お花って
家まで持って帰るのが苦労しちゃうよね。
満員電車には持ち込みたくないし…。
「そう。だから、必然的にお届けも増える。
だけど、やはり大切な人には手渡ししたいもの。
そこで、映画の中では
『なぜ、配達を頼むんだ?』などというセリフも出てくる。
あと、配達途中の追突事故なんてのもあったな。
これは、焦るだろうな…。
それと守秘義務」
----どういうこと?
「リードが頼まれたブーケのお届け先に、
仲のいい小学校教師のジュリア(ジェニファー・ガーナー)が…。
ところがその花を頼んだ相手の医師ハリソン(パトリック・デンプシー)は、
もうひとつブーケを頼んでいる。
じつは、それはいないはずの妻宛て。
つまり、ジュリアはハリソンの浮気相手に過ぎなかったってことだね。
さあ、それを彼女に言うべきか言わぬべきか?」
----ニャるほど。
でも、そうやって聞いていると、
主人公はリードのようだけど…。
「いや、お花のエピソードはこれだけじゃなく、
たとえばエステル(シャーリー・マクレーン)は、
夫のエドガー(ヘクター・エリゾンド)が
庭から摘んでベッドに運んできたバラの香りで目が覚めるし、
グレース(エマ・ロバーツ)と、
関係を次の段階に進めようとするアレックス(カーター・ジェンキンス)は、
部屋の中にバラを敷き詰めて準備万端。
というように、いろんなところで花は大活躍。
最後の最後に、リードが橋の上で語るエピソードも含めて、
これは『バレンタイン花物語』という感じの映画だったね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「このブーケ、頼んでくれた人に先着でフォーンのカードも付けるのニャ」
※お店には、ワーナーさんのご好意でいただいたポスターとチラシもある度
お花屋さんもよろしく。
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像は映画に出てくるブーケをアレンジしたオリジナル・バレンタイン・ブーケ。
そんな花屋を中心に円を描いたような人々の恋物語が素敵でした。
それにしてもバラは名実ともに王者ですね(^^)
花を贈るんですね~。
花屋さんが忙しそうでビックリでした(笑
庭のバラを摘んで枕元に置くのがステキだったな。
あれ・・・えいさん、お花屋さんもやってらっしゃるんですか。
実はここだけの話、わたしの本職もお花関係。人生の半分以上、お花に関わって来た人間なので、
特に情報を持たずに観たものだからビックリしつつ、
市場の雰囲気や、アシュトンくんが扱うお花や手先、アメリカらしい商品のデザインなどもとっても興味深く観てました。
ジュリア・ロバーツ絡みの、最後までわからない2つの関係がとっても良かったです。
ちょっと意外でビックリです。
でも、この映画もお花屋さんがこんなに活躍すると
思ってなかったのですが、お花屋さんにも守秘義務は
あるのですね( ´艸`)
まぁどんな職業でも、それはマナーと言うか、
最低限のルールですものね。
そういや、ジェニファー・ガーナーが看護師さんたちに
聞いたことも、レストランでウェイトレスやらせて
くれたこともそういった職業倫理には反することなんでしょうが、
あんなに一生懸命な小犬のような目で見られたら
協力したくなっちゃうかもなぁ~。
バラは花の王者。
それこそクラシックからモダンまで、
いろいろあります。
この映画では、オーソドックスな赤いバラが中心でしたが、
やはり、それもアメリカだからかなあ…。
なかなか楽しかったです。
しかし、ここまでバラが活躍する日とは…。
まるでクリスマス・イヴのケーキ屋ですね(笑)。
ビックリ!
悠雅さん、人生の半分以上をお花に…
何だろなんだろ…
とても興味がわいちゃいます。
おっしゃるように、
この映画の中のお花は、いかにもアメリカ。
うちとは、方向性が違うのですが…。
といっても、うちが「和」というのじゃないです(汗)。
いやいや。
花屋に限らず、お客様の情報を人に漏らさないというのは基本。
いまでは会社でも個人情報保護が叫ばれる時代。
しかし、あのレストランでの偽ウエイトレスは
それとは別。
でも、実際にそんなこと引き受けたら、
あのレストラン、今後ヤバくないかなあ。(汗)
花を贈るって、チョコよりも素敵だけど、センスを問われそうですよね(笑)。
それにしても本当に豪華過ぎるキャストの面々でしたね。
こういうのも監督の人望なんでしょうね~。
こういう楽しい映画なら、年に1回くらいのペースで作っていってほしいもんですよね♪
そうでうsね。
こういうオールスタームービー&ハッピーエンド。
年に一度は、
お祭り感覚で楽しめるといいですよね。