ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『カウボーイ&エイリアン』

2011-09-19 22:32:44 | 新作映画
※ちょっとだけネタバレありです。



(原題:Cowboys and Aliens)


----この映画、タイトルからして惹かれるんだけど、
どういうお話?
そのエイリアンというのは友好的なの?
それとも侵略者ニャの?
「う~ん。
主人公を演じるのがダニエル・クレイグ
街を牛耳る強権的な大佐がハリソン・フォード
この顔ぶれで想像つきそうなんだけどな。
これは、れっきとしたSFアクション。
地球を襲うエイリアンに
西部の荒くれカウボーイたちが立ち向かうというお話だ」

----それはよく考えたよね。
普通、エイリアンが出てくるとよくて未来のお話。
ほとんどは現代だもの。
「これはずいぶん前だけど、
小説の『真・幻魔大戦』で、
江戸時代を舞台に戦うというのは読んだことがある気がする。
ただ、今回、観て思ったのは、
この西武時代に宇宙人という設定にはかなり無理があるし、
ここでの疑問をさらに進めていくと、
宇宙侵略モノすべてに無理があることに気づかざるを得なくなる。
まあ、そのことを教えてくれただけでも
この映画の意味は十分にあるわけだけど…」

----ん?どういうこと??
「あまり、ツッコミはしたくないんだけど、
地球が滅びるタイプの映画でもない限り、
最後に勝つのは人類というのはお約束だよね。
でも、普通に考えたら相手は銀河を渡って地球までやってくるほどの
進んだ文明の持ち主。
西部開拓時代の武器で勝てるワケがない。
でも、勝っちゃう。
じゃあ、そのためにはどうすればいいか?
エイリアンの攻撃力、防御力にアナを作っちゃえばいい。
ここからは少しネタバレチックになるけど、
主人公たちは、
エイリアンの宇宙船の心臓部に侵入してダメージを与えようとするわけだけど、
普通ならあって当たり前のバリアがない」

----それは大きいニャ。
「うん。
で、このことに、
えっ?と思ってしまうと、
他の“エイリアン侵略映画”も、
その時代の地球人の進歩に合わせた戦いにしか見えず、
設定の無理を感じてしまう。
たとえば核兵器が生まれる前と後だけでも
随分違うはずだし…。
その意味でも
さっきの例を出すと、
最初に描かれた『少年マガジン』の『幻魔大戦』
そのラストは凄かった」

----えっ、ニャが起こるの?
「なんと、
月が膨張。
つまり敵は、月を地球にぶつけようとする」

----うわあ。それじゃ勝てるはずないや。

                    (byえいwithフォーン)



フォーンの一言「あの手に光るのはなんなのニャ。」小首ニャ
※それはこの映画の肝。主人公が記憶喪失というのはユニークだ度

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