※ちょっとだけネタバレありです。
(原題:Cowboys and Aliens)
----この映画、タイトルからして惹かれるんだけど、
どういうお話?
そのエイリアンというのは友好的なの?
それとも侵略者ニャの?
「う~ん。
主人公を演じるのがダニエル・クレイグ。
街を牛耳る強権的な大佐がハリソン・フォード。
この顔ぶれで想像つきそうなんだけどな。
これは、れっきとしたSFアクション。
地球を襲うエイリアンに
西部の荒くれカウボーイたちが立ち向かうというお話だ」。
----それはよく考えたよね。
普通、エイリアンが出てくるとよくて未来のお話。
ほとんどは現代だもの。
「これはずいぶん前だけど、
小説の『真・幻魔大戦』で、
江戸時代を舞台に戦うというのは読んだことがある気がする。
ただ、今回、観て思ったのは、
この西武時代に宇宙人という設定にはかなり無理があるし、
ここでの疑問をさらに進めていくと、
宇宙侵略モノすべてに無理があることに気づかざるを得なくなる。
まあ、そのことを教えてくれただけでも
この映画の意味は十分にあるわけだけど…」
----ん?どういうこと??
「あまり、ツッコミはしたくないんだけど、
地球が滅びるタイプの映画でもない限り、
最後に勝つのは人類というのはお約束だよね。
でも、普通に考えたら相手は銀河を渡って地球までやってくるほどの
進んだ文明の持ち主。
西部開拓時代の武器で勝てるワケがない。
でも、勝っちゃう。
じゃあ、そのためにはどうすればいいか?
エイリアンの攻撃力、防御力にアナを作っちゃえばいい。
ここからは少しネタバレチックになるけど、
主人公たちは、
エイリアンの宇宙船の心臓部に侵入してダメージを与えようとするわけだけど、
普通ならあって当たり前のバリアがない」
----それは大きいニャ。
「うん。
で、このことに、
えっ?と思ってしまうと、
他の“エイリアン侵略映画”も、
その時代の地球人の進歩に合わせた戦いにしか見えず、
設定の無理を感じてしまう。
たとえば核兵器が生まれる前と後だけでも
随分違うはずだし…。
その意味でも
さっきの例を出すと、
最初に描かれた『少年マガジン』の『幻魔大戦』、
そのラストは凄かった」
----えっ、ニャが起こるの?
「なんと、
月が膨張。
つまり敵は、月を地球にぶつけようとする」
----うわあ。それじゃ勝てるはずないや。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「あの手に光るのはなんなのニャ。」
※それはこの映画の肝。主人公が記憶喪失というのはユニークだ度
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※画像はオフィシャル・ダウンロード・サイトより。
(原題:Cowboys and Aliens)
----この映画、タイトルからして惹かれるんだけど、
どういうお話?
そのエイリアンというのは友好的なの?
それとも侵略者ニャの?
「う~ん。
主人公を演じるのがダニエル・クレイグ。
街を牛耳る強権的な大佐がハリソン・フォード。
この顔ぶれで想像つきそうなんだけどな。
これは、れっきとしたSFアクション。
地球を襲うエイリアンに
西部の荒くれカウボーイたちが立ち向かうというお話だ」。
----それはよく考えたよね。
普通、エイリアンが出てくるとよくて未来のお話。
ほとんどは現代だもの。
「これはずいぶん前だけど、
小説の『真・幻魔大戦』で、
江戸時代を舞台に戦うというのは読んだことがある気がする。
ただ、今回、観て思ったのは、
この西武時代に宇宙人という設定にはかなり無理があるし、
ここでの疑問をさらに進めていくと、
宇宙侵略モノすべてに無理があることに気づかざるを得なくなる。
まあ、そのことを教えてくれただけでも
この映画の意味は十分にあるわけだけど…」
----ん?どういうこと??
「あまり、ツッコミはしたくないんだけど、
地球が滅びるタイプの映画でもない限り、
最後に勝つのは人類というのはお約束だよね。
でも、普通に考えたら相手は銀河を渡って地球までやってくるほどの
進んだ文明の持ち主。
西部開拓時代の武器で勝てるワケがない。
でも、勝っちゃう。
じゃあ、そのためにはどうすればいいか?
エイリアンの攻撃力、防御力にアナを作っちゃえばいい。
ここからは少しネタバレチックになるけど、
主人公たちは、
エイリアンの宇宙船の心臓部に侵入してダメージを与えようとするわけだけど、
普通ならあって当たり前のバリアがない」
----それは大きいニャ。
「うん。
で、このことに、
えっ?と思ってしまうと、
他の“エイリアン侵略映画”も、
その時代の地球人の進歩に合わせた戦いにしか見えず、
設定の無理を感じてしまう。
たとえば核兵器が生まれる前と後だけでも
随分違うはずだし…。
その意味でも
さっきの例を出すと、
最初に描かれた『少年マガジン』の『幻魔大戦』、
そのラストは凄かった」
----えっ、ニャが起こるの?
「なんと、
月が膨張。
つまり敵は、月を地球にぶつけようとする」
----うわあ。それじゃ勝てるはずないや。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「あの手に光るのはなんなのニャ。」
※それはこの映画の肝。主人公が記憶喪失というのはユニークだ度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
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全くもっておっしゃるとおりですよねぇ。
侵略目的の宇宙人に素手で勝っちゃうっていう結末自体に無理があるってものですよね。
その点でいうなら、私は「ミスト」が好きです。
だいたい、宇宙船の中心部に爆発物を仕掛けたら『勝ち』ってどうして西部開拓時代の人に分かるのでしょうね…
興奮は失せますよね。
そう考えると、
おそらくヒロインは助かるはずなのに…
と思いつつハラハラさせた映画、
たとえば『エイリアン』は偉大でしたね。
というか、日本刀の使い手がいれば、もっと優位に勝てていたかも?な展開でしたからね。
なんだか、ご都合主義が出すぎた話でした。
最初から、エイリアンはここまでしかできないと決めている。
それは時代があの頃だから…。
このエイリアン、現代に来たら
ひとたまりもないですよね。
自分に届くかどうかということになりますね。
辻褄あわせは仕方ないですが、良しとするか許せぬかは、ひと様々といわねばならず、当方は
許してしまった方です。
iinaさんはこの映画が気に入られたのですね。
すみません。
ちょっと辛口になっていて…。
にも拘らず、わざわざコメントまでいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。