※一部、ネタバレにも触れています。原作未読者はご注意。
(原題:Harry Potter and the Deathlly Hallows Part II)
----ついに、このシリーズ終わっちゃったね。
えいは、原作をすべて初版で買いそろえたほどのファン。
感慨深いのでは?
「う~ん。それがそうでもないんだな。
思えば第一作『ハリー・ポッターと賢者の石』の
衛星回線による記者会見に言ってから10年。
確かに時の流れは早い。
でも、このシリーズが『スター・ウォーズ』の時ほどに
ときめきを感じさせないのは、
おそらく、原作が出版されて、
その後追いの形で順次映画化…という、
その構造にあったと思う。
まあ、これは原作ものの宿命で仕方がないんだけどね。
ただ、そのためぼくのような原作既読者にとっては、
それがどう映像化されているかの確認作業となるわけで、
センス・オブ・ワンダーに乏しくなる。
その最たる例がスネイプ(アラン・リックマン)。
映画でのみ接しているファンの多くの興味は、
おそらく彼のポジショニングにあると思うしね。
ちょっとネタバレチックになるけど、
ぼくは原作を読んだ時、
『これはスネイプの愛の物語だ…』と…」
----あと、てダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)が
ほんとうに亡くなっているのかも、
気になるところ。
「あっ。そうか。
それもやはり人によっては信じたくない話だし、
どこかで何かがおおるのではと思うかもだね。
と、結局、物語寄りに語ってしまっているけど、
今回の特徴は90%以上にもわたるナイトシーン。
ドラキュラ映画じゃあるまいし、
ここまで夜が延々と続く映画は、
これだけのブロックバスター・ムービーにしては珍しい」
----へぇ~っ。
今回初の3Dでしょ。
それだけ夜のシーンが多いときつそう。
「それが(おそらく)新しい3Dメガネの登場もあってか、
さほどは気にならなかったね。
しかも、鏡の中を動き回るシーンなど、
今回、この映画に関しては
想像していたよりかは遥かに効果的だったと思う。
あるものが爆破して眼前いっぱいに、その破片が
ひらひら舞い落ちてくるシーンとかも、
こちらは逆に“飛び出す”効果がうまくいっていた」
----おおっ。意外と誉めているニャ。
「そうだね、
ただ、これは原作がそうだから仕方がないことだけど、
あまりに内容が暗いのに加えて、ナイトシーンが多いので、
もはや子どもたちには厳しい映画になっている。
一方、最終章を二部に分けたことについいては正解で、
ホグワーツでの戦いも、
じっくり時間をかけて描かれる。
それも、これまでのスペクタクル戦闘シーンとは、
まったく趣を異にしていて、
血で血を洗う戦いが繰り広げられる。
一種の戦争映画と言ってもいいかもしれない。
そのシーンに限らず
グリンゴッツ銀行への潜入と、ドラゴンの背に乗っての脱出、
炎に包まれた部屋でのドラコ・マルフォイ (トム・フェルトン)との箒二人乗りなど、
原作の映像化としては
これ以上望めないほどのスペクタクルを堪能させてくれる
ただ、それでも新たな登場人物それぞれの関係に関しては言及不足で、
兄アッバス・ダンブルドアに対する弟アバーフォースの確執。
あるいは、ふたりの妹アリアナについても
なんのことか分からない人もいるのでは…と思ったね」
----俳優の方はどうニャの?
「いやあ。
まずその演技に敬意を表したいのが
ヘレナ・ボナム・カーター 。
映画の中で、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)が
ベラトリックスに変身しているシーンがあるんだけど、
一瞬、どっちが演じているのかわかんなくなっちゃったくらい。
外面はベラトリックス、内面はハーマイオニーって感じ。
エマ・ワトソンが出てきたついでに話せば
ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント…。
いずれも、みんな成長しすぎの感は否めない。
ただ、ネビル・ロングボトムを演じた
マシュー・ルイスは、
その大きくなった体の中、
自らの弱さを克服しようとしている感じがよく出てたと思う。
あっ、そうそう。
ハーマイオニーとロン、
ハリーとジニ―(ボニー・ライト)のキスシーンもあるので、
こちらも楽しみにね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「これだけのヒット・シリーズ、このまま終わるのもったいないニャ」
※ロンがハーマイオニーに、ハリーのいびきについて訊くシーンがオモシロい度
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※画像はオフィシャルより。
(原題:Harry Potter and the Deathlly Hallows Part II)
----ついに、このシリーズ終わっちゃったね。
えいは、原作をすべて初版で買いそろえたほどのファン。
感慨深いのでは?
「う~ん。それがそうでもないんだな。
思えば第一作『ハリー・ポッターと賢者の石』の
衛星回線による記者会見に言ってから10年。
確かに時の流れは早い。
でも、このシリーズが『スター・ウォーズ』の時ほどに
ときめきを感じさせないのは、
おそらく、原作が出版されて、
その後追いの形で順次映画化…という、
その構造にあったと思う。
まあ、これは原作ものの宿命で仕方がないんだけどね。
ただ、そのためぼくのような原作既読者にとっては、
それがどう映像化されているかの確認作業となるわけで、
センス・オブ・ワンダーに乏しくなる。
その最たる例がスネイプ(アラン・リックマン)。
映画でのみ接しているファンの多くの興味は、
おそらく彼のポジショニングにあると思うしね。
ちょっとネタバレチックになるけど、
ぼくは原作を読んだ時、
『これはスネイプの愛の物語だ…』と…」
----あと、てダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)が
ほんとうに亡くなっているのかも、
気になるところ。
「あっ。そうか。
それもやはり人によっては信じたくない話だし、
どこかで何かがおおるのではと思うかもだね。
と、結局、物語寄りに語ってしまっているけど、
今回の特徴は90%以上にもわたるナイトシーン。
ドラキュラ映画じゃあるまいし、
ここまで夜が延々と続く映画は、
これだけのブロックバスター・ムービーにしては珍しい」
----へぇ~っ。
今回初の3Dでしょ。
それだけ夜のシーンが多いときつそう。
「それが(おそらく)新しい3Dメガネの登場もあってか、
さほどは気にならなかったね。
しかも、鏡の中を動き回るシーンなど、
今回、この映画に関しては
想像していたよりかは遥かに効果的だったと思う。
あるものが爆破して眼前いっぱいに、その破片が
ひらひら舞い落ちてくるシーンとかも、
こちらは逆に“飛び出す”効果がうまくいっていた」
----おおっ。意外と誉めているニャ。
「そうだね、
ただ、これは原作がそうだから仕方がないことだけど、
あまりに内容が暗いのに加えて、ナイトシーンが多いので、
もはや子どもたちには厳しい映画になっている。
一方、最終章を二部に分けたことについいては正解で、
ホグワーツでの戦いも、
じっくり時間をかけて描かれる。
それも、これまでのスペクタクル戦闘シーンとは、
まったく趣を異にしていて、
血で血を洗う戦いが繰り広げられる。
一種の戦争映画と言ってもいいかもしれない。
そのシーンに限らず
グリンゴッツ銀行への潜入と、ドラゴンの背に乗っての脱出、
炎に包まれた部屋でのドラコ・マルフォイ (トム・フェルトン)との箒二人乗りなど、
原作の映像化としては
これ以上望めないほどのスペクタクルを堪能させてくれる
ただ、それでも新たな登場人物それぞれの関係に関しては言及不足で、
兄アッバス・ダンブルドアに対する弟アバーフォースの確執。
あるいは、ふたりの妹アリアナについても
なんのことか分からない人もいるのでは…と思ったね」
----俳優の方はどうニャの?
「いやあ。
まずその演技に敬意を表したいのが
ヘレナ・ボナム・カーター 。
映画の中で、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)が
ベラトリックスに変身しているシーンがあるんだけど、
一瞬、どっちが演じているのかわかんなくなっちゃったくらい。
外面はベラトリックス、内面はハーマイオニーって感じ。
エマ・ワトソンが出てきたついでに話せば
ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント…。
いずれも、みんな成長しすぎの感は否めない。
ただ、ネビル・ロングボトムを演じた
マシュー・ルイスは、
その大きくなった体の中、
自らの弱さを克服しようとしている感じがよく出てたと思う。
あっ、そうそう。
ハーマイオニーとロン、
ハリーとジニ―(ボニー・ライト)のキスシーンもあるので、
こちらも楽しみにね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「これだけのヒット・シリーズ、このまま終わるのもったいないニャ」
※ロンがハーマイオニーに、ハリーのいびきについて訊くシーンがオモシロい度
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