ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼六十五番三角寺

2016年10月24日 21時16分19秒 | ウォーキング

この雲辺寺には、お寺の向こうに
空海さんの霊廟が立っています。



今回の読経はこの霊廟の前で
行うことになりました。

先達さん曰く
「こんな天気の悪い日には、
空海さんはどこにも行かず
きっと霊廟の中で我々の
お経を聞いてはるでしょう」だって。

いやあ、それはちょっと緊張しますねえ。

般若心経も徐々に覚えてきましたからね。

しっかりあげておきましょう。

では、またここから
ロープウェイの駅まで戻っていきましょう。

途中、マウンテンバイクに
荷物をいっぱいつけて
巡礼されている人がいたので、
話しかけてみました。

「バイクで巡礼ですかあ」
「はいそうです」
「頑張ってくださいね」
と声をかけると
「実は昨夜はここに泊まりましてねえ」
と説明してくれはります。
ああ、そうかあお寺には
こういう施設も
中にはもってはるんですねえ。



「ありがたいですねえ。
でも困ったことが一つありまして、
実はここは電気が来ていなくて、
夜は真っ暗でした」とのこと。

うわ~お寺の中で暗闇、
そして山の中はちょっと勇気がいりますねえ。

でもバイクで頑張ってヒトめぐり。
年齢的には50台に
なったばかりのようですが、
なかなか大変な人生なんですかねえ。

その辺の話も聞いてみたいところです。



ここ雲辺寺はちょうど
香川県と徳島県の県境にあります。
ほらこうして道に境界がありました。



実は四国4県はこのあたりに
境界が並んでいるんですね。

さてロープウェイで山を降りて
今回巡礼の最後のお寺として
次に向かう第65番三角寺は
愛媛県のお寺です。



まあこれで香川県はすべて終わった
ということですね。
そこに向かいましょう。

同じような山の上のほうにあるお寺です。

境内近くまで大型バスでは
入れないですから、
途中からワンボックスタクシーに
乗り換えていきます。

ここで隣に20歳代の若い女性が座りました。
「一人で大変やねえ」というと
「いつもは母親ときているのですが、
今回これなかったんです」とのこと。

詳しいことは聞いていませんが、
参加している人達にも
いろんな理由があるんでしょうねえ。

このお寺は名前が変わっていますねえ。

「三角寺」とはねえ。

そんな土地かなとも思ったのですが、
そうではなくて
ここの境内にある三角地で
空海が護摩をたいた
というところからついた名前です。

いまはその地も池になっており、
その池の真ん中にお堂があります。
まあ、そういうことで
ここではその三角地を絵にしてみました。



これ。



緑が多くて、ちょっと色つくりに
苦労しましたね。
右後方に赤い色があるのは
紅葉の始まりかもしれません。

これからほかのお寺を回ったら
きっと紅葉があるでしょうねえ。
また、来年の春先には
桜とこれらを含んだ
いいお絵かきの練習ができるでしょうねえ。

三角寺でもお参りをちゃんとして、
これで今回予定の7寺を
すべて終わりました。

さあ、バスに乗って帰宅です。

まず帰り道には自動車道の
サービスエリア近くにある食堂で
昼食を食べました。



ビールがうまかったですねえ。

運転しなくていいから、
ここがツアーのいいところですね。

おかげで帰り道は持参ラジオを聞きながら、
半分寝たり起きたりで
心地よく帰りましたよ。

そして午後6時ころにはバスを降りて、
我々は通勤客にもまれながら、
エイへと向かったのでありました。

帰宅後は、掛け軸や納経帳の後始末です。

掛け軸もこんな感じになりました。



うんうん、少しずつ増えてきましたね。

この掛け軸に加えて、
doironの場合は1寺1枚の絵を
残していってますので、
しばらくはお絵かきの毎日になります。
これは今回のブログでも
順に紹介させていただきました。

さて、次回は10月末に
今度は9寺を回る予定です。
巡礼は順調に進むのか
それともハプニングに
まきこまれるのか。

次回の巡礼が終わって
絵をかき終わったころに
またアップしますので読んでね。

これで4回目終わりです。