ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

久しぶりに写経1

2018年11月17日 21時21分07秒 | 最近の出来事

四国八十八カ所を回ってから
もう1年以上経ちます。

あの時はいろんな経験をしましたねえ。
各寺でお経を納める、
柄杓を寄付する
なんかもいろいろと行いました。

中でも印象に残っているのが、
自分でかいたお経を納めてくる
というものでした。

写経を家出するときは
アトリエをさっぱりとかたづけて、
用紙の前に座り般若心経を書いていきます。

まあもともとはdoiron家は
浄土宗なんですが、
大乗仏教の神髄を説いている
このお経は、祈願の時と食作法の時に
唱えるといわれています。

ああ、祈願の時かあ、
我々悟っていない人々にはよくある状況ですな。
300字ほどのお経なんですが、
これを一枚の紙に書き写すというのが
写経といわれています。

八十八カ所では5カ所くらいに納めましたねえ。
この写経というのは、
実は自分の家なんかではなく
静かなお寺の中でも行われていたりします。

doironはこれまで高野山のお寺の中で行ったり、
薬師寺の中で行ったりしたことがありました。

ああ、もう10年以上前ですねえ。

そこでまあ、ぼちぼちこの辺で
またお寺参りでもかねて、
静かなお寺に行って
写経してみようかと思い立ち、
先日薬師寺の方へ行ってきたのです。

車に乗って約一時間で到着します。

この時期はねえ、
学生たちの秋の遠足で
混んでるんじゃないかなあ
と若干心配していたのですが、
案の定、駐車場には大型のバスが
何台もとまっています。

車を降りて写経の場所の方へと
歩いていきますと、
前方から大量の学生が帰ってきます。

え~っと、そこの首から
カメラをぶら下げている生徒さん、
歩く向きが反対ですよ、
なあんて絶対言われませんな。



入り口で2000円を払うと、
施設内見学と写経が可能となります。
さあ、では入っていきましょう。

中に入ると、正面に金堂がそびえています。



このお寺は天武天皇開基で、
もともと飛鳥にあった本薬師寺、
(そうあの猫が遺跡のお堂で
寝ていた寺ですね)
がここに移転してできたお寺です。

その金堂の中には「薬師如来」と
「日光菩薩」、「月光菩薩」がおられます。

三尊すべてが国宝ですね。
四国八十八カ所にもこの薬師如来は
多くのところに安置されていましたねえ。
もう真言もおぼえてしまいました。

「オン コロコロ センダリ
 マトウギ ソワカ」ですね。

そうそう日光菩薩は向かって右側、
月光は向かって左側というのは決まりですが、
姿からは何とも見分けがつきませんねえ。

でもまあ薬師如来です。
自分の病気の他、周りにも
病気の人がたくさんいてはるので
しっかりとお参りしておきましょう。
そして、さらに孫のそうちゃんたち家族も
みんな元気でいるように
祈っておきましょう。

そんな金堂の左右には、
東塔と西塔という塔があります。
これが西塔です。



実はこの西塔はdoironが初めてここに
来た時にはありませんでした。
東塔だけがそびえているだけで、
1981年に再建されたそうです。
そしてこれが東塔です。



うそですよ
というのはこれは昔撮った映像で、
今この東塔は解体修理の真っ最中で、



こんなカバーでおおわれています。



そんな境内には結構外国人がいますねえ。
世界遺産ですもんね。
それにしても、先ほどの学生たちといい、
外国人たちといい大勢の人が
訪ねてきてますねえ。

中に入る経費を考えたら、
ここの収入になる経費はすごいものがあるでしょうねえ。

東塔、西塔のほかに北塔、南塔も
どんどん建設できるんじゃないですか。

宗教には関係ないけど、
金堂の裏には、こんな立派な
大講堂もありますよ。



ここに入っていきますと、
またまた大勢の学生たちが、
僧の話を聞いています。

話はなんか楽しそうで、
10年以上前に来た時も、
こんなシーンがあったのを思い出しました。

続く


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