ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

信州お見舞い旅8

2019年02月12日 20時48分53秒 | ウォーキング

その先には松本市立博物館が
あるので寄っていきましょう。



入り口のあたりには、
こんな道祖神があります。



道祖神とは、路傍の神のことを
よくこう言います。
集落の境や村の中心、
村内と村外の境界や道の辻、
三叉路などに主に石碑や
石像の形態で祀られる神で、
村の守り神、子孫繁栄、
近世では旅や交通安全の神として
信仰されているものです。

この辺りはこの道祖神がよくあります。



松本市では370体あまりあるそうです。
一番道祖神の多いのが安曇野市で
約400体あるそうです。

夫婦二人の双体の彫り物が多くて、
ほっこりしますねえ。

子孫繁栄、交通安全の神としてなので、
子どもの健康、足の治療と
doironの今回の長野旅の目的に
ほぼ合うものですから、
しっかり拝んでおきましょうねえ。

さあ、ではそろそろこの辺で
病院に向かってさらに
歩いていきましょう。

途中こんな福徳稲荷もありました。



松本の大火事の中でも
ここは焼け残ったそうです。

そういえば我が町内にも
みんなで守るお寺があって、
そこには弘法大師さんもおられますし、
ほかの仏像群もおられます。

以前このお寺が大火事になり、
全焼したのですが
こういった本尊や仏像群は
すべて焼け残っていたのが
すごく不思議です。
みんなの思いが火事から
守ったのでしょう。

このお寺には女性で作る集まりがあって、
うちの両親が亡くなった時も
みんなでお経をあげに来てくれました。
その集まりが、最近後継ぎがなく
解散になってしまいました。
昔から何年続いてたかわからない
古い集まりも、やはり時代の中で
生き残ることはなかったのが
惜しまれます。

まあ、それはさておき
松本のそんないろんな景色を見ながら、
午前11時15分ころに病院に到着です。

息子はというと、昨日から
絶食でおなかがすいて、
早く手術が終わらんかなあ
と言ってます。

点滴を入れ、姿はもう手術着満載です。
うまくいくといいね~
と言いながら、まだ時間があるので
我々は食事に向かいました。
「いいやろ~食事できるんやで」
と息子をうらやませながら
病院の最上階に食堂へと、
向かって行きます。

うわ~ここは眺めがいいですねえ。
北アルプスがよく見えます。



注文したのはこんな感じです。



なかなかのいいものでしたよ。
景色を見ながら食べていると、
あっ、ドクターヘリが
飛んできましたよ。
病人を運んできたようですねえ。



きっとこの辺りは
大活躍なんでしょうねえ。

この辺で今日は何歩歩いたかなあ
と携帯をチェックしてみたら
驚き!なんとちょうど10000歩でした。



さあ、ではいよいよ息子は
手術室へと入っていきます。

ちょっと緊張しますねえ。

我々は、連絡のつくところで
待機してくださいということで、
待合室に入りました。

二人いるので、ちょろちょろっと
後退しながら病院内を
歩いてみたり、コンビニで
立ち読みしたりしながら
約2時間を過ごしました。

「ああ、今頃は麻酔で熟睡やろなあ」
「もう目が覚めていたがっているかなあ」
「どんなのがとれたんやろなあ」
とかいいながら、座っていました。

まあ、何かあればここに
言ってくるので、
何も連絡のないことが
いいことだろうとのんびり待ちます。

そして二時間半くらいしたところで、
「終わりましたよ~もう帰ってきます」
と声がかかり病室に戻ります。

向こうの方からベッドが
やってきます。
息子の顔を見ると目をうっすら
開けていますねえ。
まだ何も話しかけられないで
待っていると、やっと
看護師さんらが去っていきました。

「どうやった?」
「うん。ずっと寝ててあっという間やった」
「痛みは?」
「ほとんどないよ」とのこと。



ただこのあと3時間は安静なので
動くことができません。

「う~ん、手術よりこの安静の方がつらいな」
と言っています。
そうやねえ。doironも心臓の
カテーテルをした時の
あとの10時間安静が
つらかったなあと思い出します。

続く