ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

二月堂の修二会2

2018年03月13日 21時41分16秒 | ウォーキング

奈良公園は時々思い出しては
ぷらっとやってくる。

2年くらい前にもこの公園に来て、
お弁当を食べたときもあったなあ。
なにせ公園のシカよりも
doironは自由なのである。



前から歩いてくる観光客は
すべてアジアの言葉をしゃべる異国人。
鹿せんべいをシカに
ワイワイ言いながらやっているか
と思えば、意味の分からん言葉で
「近寄るな」とでも鹿に言いつつ
逃げている外国人もいます。

いやあ、僕でもわからん言葉を
しゃべっていたら鹿でも
わからんぞーとか思いながら
聞いていたりするのです。

いや、待てよ、この辺のシカは
doironよりも多く多国語に
接しているからもしかしたら
「STOP」ぐらいの言葉は
知っているかもしれないね。

それにしてもエサをあげている
観光客が大勢いるけど、
こんな風にイノシシとかが現れても、



「よしよし」とかいって
エサをあげようとする
観光客もいるかもしれませんね。

こういう案内書きを



しっかり立てといてやらないと、
不幸な悲劇が起こりそうな気がしますねえ。

鹿にはこんな看板や



こんな注意書きもありますもんね。



さて案内を見ておりますと、
東大寺といっても
「二月堂」のほかにも
いろいろとあります。

まずは三月堂、四月堂
というのもありますねえ。

一月堂はありませんよ。
もちろん五月堂も十二月堂もありません。

この三月堂は法華堂と呼ばれています。



その本尊は不空羂索観音という国宝。



一時は東大寺ミュージアムに
移されていたが、いまは
この三月堂に戻っている。

むかし、二月堂が火事で
燃えたときにはこの三月堂で
お水取りが行われたそうだ。

また四月堂は三昧堂という名で、



ここの本尊であるのは
木造千手観音立像で、
これがなかなかの仏像のようです。



いまは東大寺ミュージアムに移されています。

この辺りの地図を見てると
いろんな建物がありますねえ。

あれ?この案内の立っている場所の
横にあるのが「手向山八幡宮」です。

え~記憶のいい方は思い出してください。
2015年9月6日のブログに
ここが登場してますねえ。

この八幡宮の摂社には
佐保山に住む春を誘う心霊である
「佐保姫」が祀らわれていましたねえ。

今年の春の桜の花見が
いいものでありますようにと
お祈りしておきましょう。

さて、二月堂周辺が近づいてきました。



やはり、今回は観光客が多いですねえ。
途中奈良公園では多国語が
氾濫しておりました。
なにせ奈良公園には
年間1500万人の
観光客が来るそうですからね。
多分大半が外国人でしょうて。

doironも目立つ格好を
しておりましたが、
まあここではそんな服装の
目立たないこと。

それにしてもこの人たちは、
この日の夜が二月堂の修二会が
最終の盛り上がりを迎える日だ
ということを知って
来ているのですかねえ。

それから、ここには御髪塔という
石が立っています。



ここの説明は現地には
書かれていないのですが、
実は由緒ある石塔なんです。

聖武天皇が大仏殿で御受戒を
すまされたとき、
その剃髪された御髪や
冠及び衣服をこの下に
収められたという伝説を持っています。

13重の塔から一石足りないのですが、
まあ深い歴史を持つ石塔なんだそうです。

まあ、名前からして惹かれますよねえ。
さあ、では二月堂へと入っていきましょう。

この辺りは竹でいっぱい
コースづくりがされていますねえ。
この修二会に関する竹や杉は
日本各地から運ばれてきているんですねえ。

例えば、竹はどこからかというと、
おおこれも過去のブログに
乗せていますねえ。

去年の10月22日のブログで、
京田辺の歩きコースの中で
「二月堂竹送り復活の地」
という石をみましたねえ。



松明の竹やこういうしきりにも
使われているんでしょうねえ。

そして杉は伊賀一宮とかからも
届けられるそうです。



まあ、毎年こういう動きを
されている各地の人々も
大変なんでしょう。

くねくねと通り抜けていきます。

続く