ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

もうすぐに世界陸上

2017年08月04日 21時24分34秒 | スポーツ全般

6月末に長居で
陸上の日本選手権があった。
なんといってもこの時の目玉が
男子100mだろう。

10秒0台を出す選手が集まった。

もうこれはいつ9秒台が出ても
おかしくない状態である。
条件さえ整えば、
追い風参考でも9秒台を出している選手は
いるので可能性は非常に高い。

しかもこの夏に行われる
世界陸上の選手選考も
兼ねているので
選手のみんなの思い入れも高いだろう。

桐生、山縣、ケンブリッジに加えて
最近一気に早くなってきた
関学の多田選手もいる。

この多田選手、初めて出てきたときには
その足の運びがすごいという評判だった。

そしてこの4人に加えて、
サニブラウンという選手も
加わりもうこの100mという競技は、
9秒台という大台への挑戦に加え、
だれが代表から落ちても
おかしくないという
戦国時代に入ったともいえる。

これまでマラソンや駅伝など
長距離を走る競技を
応援することが多かった。

お、今日のこいつの足の運びは
すごいぞとか言いながら、
ゴールを予想したりするのだが、
このたった10秒余りの競争は
そんな希望や予想を許さないという非情さがある。

たった10秒をどのように走るか、
そんな刹那的な思いにかられる
応援になるのがまた長距離と
違っていて面白いところなのだ。

ふつう短距離の早い奴というのは
見ていてすごいなあと思う。

大学の陸上選手なんかの
練習も見たが、もうはるかに
自分の想像を超えた速さだ。

こんな陸上競技大会だと、
そんな速さも上回る速さで
人間が移動していくことに
なるのでそれはまあすごい。

これまで自分の目で直接見た
9秒台はガトリンだったなあ。

またあんな走りが見れたらいいなと、
100mの決勝に出かけることにしたのだ。

でもねえ、その日は気候が不安定だった。

風も結構あったし、
いつ雨が降ってきても
おかしくない状態だった。

そしてそれに加えて、
地元の用事も入ってきて、
どうものっぴきならない
状態となったのである。

結局、長居まで行くことはできず、
仕方なく家のテレビで
観戦することになったのだ。

さあ、いよいよ100m決勝だぞ~
というときになって、

あれ?あれあれ?

雨じゃないか。
長居の競技場の床に雨が
波打ってるじゃないか。

ひゃーあと10分待ってくれたら
よかったのになあ
というタイミングで
雨が降り始めたのだ。

前からたたきつける雨の力、
グランドの滑り具合と
もうどれをとっても
9秒台が出るような様子ではない。

もうこうなったら、
だれが優勝するかが問題である。

予選の状況からみて、
今一番強いのはサニブラウンやろなあ
と考えていた。

でもねえ、後のベテラン選手たちは、
いかに予選を抑えて
力をここにためてきたかが
また一つのキーとなるのだ。

さあ、ではOn your mark!

スタートラインに全員が付いた。
そしてGet set!、 Go!で
全員ミスなく飛び出した。

前半強いのは、関学の多田君だ。
あの足の運びがぐんぐんと
スピードを上げていく、
しかし後半の伸びは
やはりサニブラウンやケンブリッジが強い。

とくにこの日のサニブラウンの
伸びは大きかったねえ。

足の動きを見てたら
絶対多田君の方が早く見えるのに、
スピードはサニブラウンの方が早い
というのが、100mの後半の強さだ。

ほかの選手の動きを見ることはない。
もうその二人に意識を集中してみたね。

で、結局は10秒05で
サニブラウンが快勝。

強い他の選手は体が固まったようで、
どうにもならなかったみたいやね。



この8月4日から世界陸上が行われているが、
さあ果たして彼らの戦績はどうなのだろうか。

日本時間で5日に100mの予選
6日に決勝が行われる

マラソンの最終挑戦となる
川内君と合わせて、今から彼らの戦いに注目だ。