ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

今年もマルナゲ味噌1

2017年02月21日 21時16分15秒 | 生活

え~昨日大きなニュースが
流れました。
マルコメ味噌が製品回収をするそうです。

うひゃー、これで味噌の値打ちが
上がるかも~とか
変な妄想を抱きながら
パソコンに向かってます。

じつは今年もマルナゲ味噌を作ったのです。



もうこれで三回目の仕込みとなるわけです。

初めて作ったときは、
さあて果たして味噌なんて
できるんだろうかとおもいつつ
格闘したものでした。

で、日にちがたって開けてみたら、
なあんと驚き。
見た目も味噌だし、
味のほうもメチャうまでした。

ああ、これが味噌の味なんだ
という感じで、
味噌汁なんかにすると、
もうインスタントなんか飲めないわあ
というくらい立派な味がしました。

う~ん、これでもう
マルコメを越えたかもねえ。

ミセスも
「手作り味噌ってこんなにおいしいんやあ」
と驚いていたほどである。

まあ、ミセスはたいてい
doironが作ったものは、
それなりの味しかないやろと
あきらめ50%で見ているのだが、
味噌に関しては彼女の想像を
はるかに超えていたようだ。

これはまあいいことではないか。
ということで、じゃあ二回目にも
チャレンジしてみようと決めて、
昨年も頑張って仕込んでみたのだ。

でもこれがねえ、
どこかで何かがよくなかった
と見えて、床下でのマルナゲ中に
カビが来てしまったのだ。

うひゃー、今回のは
ペニシリン満載の味噌ではないか。

などと言いつつ、
周りを削って行ったら
幸いカビは表面だけだったようです。

試しに食べてみると、
おお、味は味噌ではないですか。
お腹壊したりしないかなあ
と思いつつ、まずはひとりで食べてみて、
お腹の調子を見てみました。
ここは犠牲者はひとりですね。
まあ、毒ガスほどではないので
大丈夫でしょうけど・・・

まあ、そこが味噌ですねえ。

で、結局お腹痛もないし
体調も崩れることなく、
クリニックに飛び込むこともなく
普通に生活できたので
これはdoiron家で
採用ということになりました。

味はというと、
一回目の時よりは
少し劣っているという感じでしたが、
まあまあ手作り味噌としては
それなりのおいしいの味です。

よしそしたら、いよいよ今回
ついに3回目の仕込みをすることにしました。
味噌づくりも3年目から~
なんていう諺は・・・なかったか

まず大豆はやはり地元付近で
とれたものを、山の方の野菜屋さんで
買ってきました。

そして米麹も販売店を
いろいろ聞きこんだ挙句、
なんか本格的なお店を知ったので
そこへ買いに行きました。

で、店に行きますと、
ちょっとこだわりを持ってそうな
おねいさんが受付におられます。

「あの~米麹がほしいんですけど」
といいますと
「え?何に使われるんですか」
と聞いてきます。
「味噌を作ろうと思って」というと、
そのおねいさんの目つきが
キラリンと輝きました。

「甘いのですか?辛いのですか?」
「は?何かよくわかりませんけど
とりあえずは大豆を付けて
味噌にしようとおもって」
「はあ、そしたらねえ・・・」と
説明が始まります。
専門用語も出てくるので
よくわかりませんでしたが、
まあとりあえずは標準的な
製品を600g買うことができました。
うん、こういう世界も
あるんですねえ。
緊張の買い物でした。

あとは天然の塩も必要ですから、
赤穂の天然塩も勝って、
これで材料はそろいましたよ。

では、味噌づくりをしましょう。

作業は前日から始まります。
まずは重さ600gの大豆を
よく洗い、前日からたっぷりの
水につけておきます。

この時に注意しないといけないのは、
水を吸って大豆が大きくなるので
容器は大きめのものを
用意しておきます。

翌日、そうして大きくなった大豆を、
あくを取り除いたり、
薄皮を取り除いたりしながら
弱火で煮ていきます。

煮ている間に米麹を用意します。
ほぐすようにしてから
半分よりやや少なめの料の塩を
足していきますが、
ここでも清潔にしていかないといけませんよ。

出来上がった大豆を
煮汁を少しだけカップに取って、
残りをざるにあげていきます。

以前はこの豆をつぶすのに
すりこ木とかを使いましたが、
今回は量的にも多いので、
きれいなビニール袋を
二重にしてその中に入れ、



袋が割れないように注意しながら
足で踏んでいきます。



まあこの辺はだいたい
うどんを作るときに
袋に入れた小麦粉を
踏んでいくような感触です。

続く