ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

お絵描き教室その1

2013年10月31日 21時34分33秒 | お絵かき

前回報告した、
ボランティアの講師による
お絵描き教室に参加してきました。

今日のテーマは
鉛筆の使い方とデッサン。

天気も良かったので、
ジムの近所の公園に歩いて行き、
思い思いのスケッチをすることになりました。

メンバーの中には、
自分の水彩画の作品を
持ってこられている方もおられ、
その作品のレベルの高さに驚きました。

水彩画の特徴を見事に生かし、
静物画を描かれていたのですが、
ぼかし具合、にじみ具合が絶妙で、
「こんな絵が描きたい!」と思いましたね。

ベンチに腰かけたところの、
地面近くに「ヤブガラシ」が生えていました。
植物に関しては、
こちらが講師になって
「これは鳥足状複葉という
少し珍しい葉っぱの付き方をするブドウ科の植物です」
とウンチクをたれて解説すると、
じゃそれを描こうということになりました。

それに先立って、
6Bから6Hまでの14種類の鉛筆を使って、
筆圧と濃さの加減を知るためのレッスンをやりました。

その一部がこれ。



これをするのは
鉛筆によるデッサンでは有効なそうです。

そしてこの作業の結果を見るだけでも、
描く力がわかるそうです。

そのあとは自分の好みの濃さの鉛筆を使い、
絵を描きはじめます。
doironはBを選びました。

葉柄が三つに分かれ、
そのうちの二本が
途中で二股に分かれているという
鳥足状複葉については
doironの説明でわかってくれたようです。
しかしそれだけでは、描けません。
葉っぱの縁は、どのようになっているのか、
葉脈はどのように流れているのか、
縁のギザギザはどれくらいとんがっているのか、
などを皆さん持参の虫眼鏡で
観察しながら描いていきます。

植物画を描くときには、
このような作業はとても大切で、
例えば樹木全体を描くときでも、
細かい部分はちゃんと押さえておかないと
どこかでウソになってしまうからです。
と、講師の方は力説されていました。

そうして、鉛筆で描いたヤブガラシがこれ。



講師の方に教えていただいたおかげで、
なんとなくそれらしく描けて大満足でした。

こんな風に、
絵に描く題材として捉えてみようとすると、
身の回りには無限の題材があるなあと思いました。

他にも水彩絵の具の場合、
色を混ぜるのはこうするのだとか、
印を押すのはこういう考えで位置を決めるのだとか、
いろいろと目からウロコのお絵描き教室でした。

次回が楽しみです。