昨日の続き。
先日、だんじりと同じケヤキつながりということで、
大阪みどりの百選のひとつ
「野間の大ケヤキ」を見に行った。
それに先立ち、まず行ったのが、
「能勢くりの郷」。
道の駅にもなっているそこでは、
例年この時期に売られる栗が大人気なんだそうだ。
当日もこんな張り紙がされていた。
なになに?並んでも買えない場合があるとな。
げげっ、これはもう手に入らないかも
と思いながら店に入っていくと・・・
ありましたありました。
ネットの袋に入れられて
ちゃんと売られていました。
それを購入してから、道の駅周辺をまずは散策。
この施設の玄関横で、くり坊主がお出迎えしてくれる。
(正式名は知らんけど)
あぜ道にはアキノノゲシが風に揺れ、
栗の木と共に見上げた青空が
とても気持ち良い秋の日だった。
それから向かったのが、
日本の棚田百選(こんな百選もある!)のひとつ
能勢町長谷の棚田。
あまり道案内がなく、ナビにも出ない。
一体どこかいなと、
親父の診察待ちの時に
診療所の情報雑誌を写し撮った
小さな地図を頼りに、
田んぼを巡る狭い車道を
くねくねと行った。
あまりに狭くて、
田んぼに落ちそうになるような道だ。
そんな道をあっちでもない、
こっちでもないとウロウロしながら
何とかたどり着いたのが、ここ。
普通、棚田は、田んぼに水を張られているときが、
空が写ってきれいな写真になる。
帰ってからネットを見たら、
そんな写真が掲載されていた。
ん?まてよ。ここはdoironが撮影した場所と
ほぼ同じではないですか。
写真を比べてみたら
やっぱりそうでした。
稲刈りも済んだこの時期の棚田も、
道に栗が転がっていたり、
コスモスが咲いていたりと
それなりの風情があるものだ。
また、途中のあぜ道から撮った写真も
棚田の雰囲気が出て、
とてもよかった。
しかし、こんな斜面によくぞ、
田んぼを作ったものだと感心しながら後にした。
そして次はいよいよ目的の大ケヤキだ。
ナビをセットして
そこから約30分ほど東に行くと、
あった、あった、ありました。
遠目からもわかる見事なケヤキの大木。
一体何台のだんじりを作れるのだろう
というほどの大きさであった。
残念ながら保護のために
幹に触れることはできなかったけど、
地面に生えたキノコも
サッカーボールほどもある巨大さ。
今思えば先にここを訪れたという
ジダンが記念に自分のモニュメントを
置いて帰ったのかもしれませんが・・・
きっと樹からパワーが
あふれ出ているんでしょうな。
そんなあまりのパワーのせいか、
持って行ったNIKONも
ミラーをあげたまま動かなくなってしまったほどだ。
え~ん、修理に出さないといけないよ~。
NIKONは梅田にあるので
街ブラがてらにいくことにするよ。
ま、それほどパワーを放出している樹
ということだ(そんなことはない)。
樹齢は1000年以上といわれ、
大阪府では一番、
全国的にも4番目という大きさとのこと。
これは百選の一つとしても異論はないだろう。
このケヤキを訪れることで、
doironの「大阪みどりの百選」訪問も
めでたく過半数を超えるとともに、
だんじりの季節を前に
しっかりとケヤキの親分にお詣りもできて、
たいへん実り多き秋の一日なのであった。
みどりの百選、ひとまず終わり