ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

初詣ではないけれど

2013年01月21日 20時03分07秒 | ウォーキング

近頃、近隣をつぶさに歩き回っている。
今日は南、明日は東と
これまで歩いたことのない道を
極力選んで歩いている。

先日は東に向かって歩いた。
行先は、子供の時にはチャリンコに乗って
行ったことのある神社

葛葉稲荷

テクテクと田んぼのあぜ道のような
道を通ってお参りに行った。
この神社は、和銅元年
西暦708年に今でいう樹齢2000年のクスノキ
を神木とし、その神木をご神体として
建立された神社である。

その御神木は、今も境内にそびえている。

行ってみたらこの神社、
なかなか風情のある神社で
境内になんと68もの神様が
祀られているという。
ひとつひとつ縁起を確かめながら
回っていたら、何日もかかるだろう。

doironがお詣りしたのは
本殿とその御神木。
そのクスノキは2本の太い幹が
根元でひとつになっておることから
夫婦クスノキといわれ
良縁の御利益があるというので
息子の良縁を祈願しておいた。

それと神社の片隅に
熊本県にある絵図にこの神社が描かれているらしく
その絵図の写しが
モニュメントに描かれてあった。
見ると、この神社を中心に
周りの山々の景色も描かれており
二上山や葛城山も描かれてあった。
当然のことですが
昔っからあるんですねえ、かの山々は。
そして平地の部分には
点在する屋敷林も描かれており
よく見ると、doironの氏神である
地元の神社の森も描かれてあるように
見えました。
また一度、出かけていって
絵図の由来もしっかり確かめて
調べてみようかなと思っています。

この神社にまつわる一文に
安倍清明の母である白狐の葛の葉をうたった
「恋しくば尋ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」というのがある。
というところで、doironの記憶は
子供の頃にさかのぼる。
doironが寝ていた部屋の天井には
古ぼけた半紙に墨で
こんな歌が描かれてあったのを思い出した。

「信太の森の白狐 昼間鳴いても 夜泣くな」

この神社が赤ちゃんの夜泣きに
御利益があるというのも
こういう歌が世間に流布していたからなんでしょうね。

それにしてもこの紙
誰が書いたのだろう。
もしかして、doironが
産まれる前に亡くなっていて
あったことのない祖父母?

老親が覚えているうちに
確認してみなくてはと思っている。