最近記憶力がかなり低下してきている。
どれほど低下してきているかというと
毎朝、食後に飲むことになっている薬なのだが
これが朝10時頃に
「はて、今日は薬飲んだっけ?」と
思い始めるのだ。
これが割とよくあり、
いつもどうにも思い出せないので
そんなときは時間を開けて
昼過ぎに飲むことにしている。
我ながら情けないことこの上ない。
それから、忘れちゃいかん日程、例えば
病院の日程とかを、聞いたその場で
携帯のメモ機能に入れるところまでは
なかなか良い心がけなのである。
ところが、ええ加減なメモ、例えば
「〇〇日××時」としか入れていなかったり
するから、あとでそのメモを見たときに
何の日時だったのか、これがまた
さっぱり思い出せないのだ。
ミセスの日程や友達の予定とかと
突き合わせたり、メモを入れた日の
自分のブログを読んで
その光景を再現したりして
「ああ、そうか」とようやく思い出した時なんかは
目からうろこ、耳から砂が落ちたように
すっきりした気分になったりするんだよね。
あとはねえ、読んだ本のこと。
ストーリーや読後感は記憶に残っているのだが
作者や本のタイトルが出てこないのだ。
4~5日で1冊くらいのペースだから
乱読というわけでもないと思うのだが
頭の中でごちゃごちゃになってしまう。
さすがにタイトルや装丁等そのものを見れば思い出すので
図書館で再び借りたり
古本屋で買ったりしてしまうところまではいかないものの
せっかく読んだのに、タイトルが思い出せないなんて
何となく読んだ甲斐がないような気がするんだよね。
もしも図書館で、「今年借りた本の一覧」
なんかが見れたらいいんやけど
残念ながら、図書館法の趣旨からいっても
貸出記録は残さないのだそうだ。
返した時点で記録が消えてしまうようになっているとのこと。
どんな本を借りているかは
その人のとても重要なパーソナルデータになる。
思想のこと、生活のこと、趣味のことといった
個人に係る重要なデータが
そこに現れる。
憲法にうたわれる、思想信条の自由や
宗教の自由なんかが損なわれる可能性が
あるんだと。
だからほとんどの図書館は
個人の貸し出しデータを残していないんだそうだ。
(ミセスdoiron談)
だから、この問題の解決には
読書日記でもつけてみるほかはないかもね。
とまあ、いろいろと記憶の衰えを
感じる今日この頃なのである。
実は、昼間何かをしているときに
あ、今日はこれをテーマに
ブログを書いてみるか
と、思ったのですが、それが何だったのか
思い出せず、
結局こんなブログになった次第です。
あ~あ、歳はとりたくないもんだ。