ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

空地にて

2012年06月14日 23時09分45秒 | 自然

今日は休みだったので
御坊に残してある
実家の偵察に行った。

前回行ってから約2か月。
さぞや雑草がはびこっているだろうと
剪定ばさみやのこぎり、
そして除草剤も持参して出かけた。

梅雨の合間のいい天気。
紫外線が降り注ぐ中
和歌山県御坊市へ車を走らせた。

濃い緑の山々を縫い
きらきら光る初夏の海を眺めながら
昼前に到着。

いつもながらに思うのだが
主不在の庭でも
アジサイは咲き、



実るべき果実は実っているもんだ。



これは、ビワ。
草刈りの合間のおやつに
いただきましたが

めちゃ、あま

おいしいビワでした。

そしてこれは、桃。



これはまだ少し早いかなあって感じでした。

柿の実も、ブドウもまだまだ早いようです。





で、庭はというと
結構雑草が生い茂っていました。
しかも雑草のジャングルでは
バッタやクモなどの生き物が
楽園を築いておりました。

まず迎えてくれたのが
ゴマダラカミキリ



カミキリという名前ですが
紙をエサとするわけではありません
ましてや、髪をエサとするなどの
悪魔の使いのような昆虫ではありません。
いろんな種類の樹木を食する
この虫も最近はめっきり少なくなりました。

続いて、雨戸をあけると
あわてて飛び出してきたのが

ヤモリ



可愛いじゃありませんか。
主人に代わってまさに
家を守っていてくれたんでしょう。

庭に咲くヒメジョオンには
ベニシジミも舞っておりました。



一方、植物はというと
雑草の合間に見つけた
野生のランである
ネジバナ



これは丁寧に土ごと採取して
持ち帰りました。

持参した剪定ばさみで
汗まみれになって
アワダチソウは駆逐し、
伸びすぎたカエデなどの樹木は
のこぎりで大胆に剪定しました。

最後に、除草剤を散布して終了。
汗まみれとなりました。

作業後、満足感に浸りつつ
ふと足元を見てびっくりしました。
靴下とズボンのすそが

種まみれ

とりわけ、イガイガの形をした
うまごやしの種と
まるで巨大な精子のような形をした
イネ科の種にまみれておりました。

厄介なのは、イネ科の方で
繊維の中に頭を突っ込んだと思ったら
その構造上、どんどん繊維の中に
入り込んでくる仕組みになっていました。
靴下にめり込んだ
そんな種を取ろうとしたら
繊維がほつれて、繊維を構成する
糸までほちけてくる始末。

30分ほど服についた種と
格闘しましたが
まだいっぱい食い込んだままなので
しかたなくもうその靴下はポイしましたわ。

雑草の生命力の強さに
改めて驚かされました。

そのたくましさ、
見習わせていただきます!