今日は部分月食が
見られるはずであったが
あいにくの曇り空
でももしかして少しでも
見えないかと思いつつ
夜にご近所ランをしたが
やはり無理でした。
今頃になって、ようやくおぼろ月が
姿を見せています。
近頃は日食、金星食、月食と
空を見上げる機会が多い。
明日には、またまた
あの国際宇宙ステーション”きぼう”の
光跡を見る機会が訪れるという。
このきぼうも今年は
2回その姿を見ることができたなあ。
これまで、doironが一番多く
星空を眺めたのは
多分22歳の夏だろう。
三週間近くリュックを担いで
北アルプスの山々を徘徊した時だ。
毎晩毎晩、降るような星空を眺めながら
コーヒーを飲むのが
一日の終わりの極上のひと時だった。
その時にはいくつも流れ星も流れた。
丁度、ペルセウスの流星群が
訪れる季節でした。
昼の雄大な景色も素晴らしかったが
そんな夜の星空がとても
楽しみだったのを覚えている。
というのも、その時は
星座盤を持参していたんです。
あれがこと座のベガ
これがわし座のアルタイル
そして、白鳥座のデネブ
そんな夏の大三角形を取り巻く
沢山の星々。
親の支えがなければ
生きていけないという
地に足のつかない日々だからこそ
心は自由に夜空を
駆け巡ることができたのかもしれません。
それが若さの特権なのかもしれません。
おかげで今も空を見上げて
少しは星の解説をできるのも
その頃の体験のおかげなんです。
以前、一人で夏山に出かけた友達に
こんなメールをしたことがある。
当然山の中にまでメールは届かないから
下山してから見ることになるのですが
昔を思い出して自然に指が動いてました。
確か内容はこんなだったと思います。
「今頃は降るような星空の下で
どんな夢を見ているのかな?
風のように山を谷を越えていく夢?
花のように、ほほえみながら日々を歩く夢?
いっぱい煌めく星の数だけの
幸せが降り注いでますように」
メルヘンだろ~
う~ん。
今年は星降る夜に再会しに
夏山にも行きたいなあと
空を眺めながら思ったdoironなのでした。