ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

山三昧

2010年08月11日 23時02分56秒 | weblog

今日は山友達と
一杯飲みだったので
珍しくミナミに出た。
たまに出ると、
人の多さに圧倒されますねえ。
お盆休みなので
ビジネスマンも少なかろうと
踏んでいたのですが
なかなかどうして。
大阪でも田舎に住んで
田舎で働いていると
人波をかき分けて進むだけでも
ひと仕事です。

待ち合わせ時間まで
少し時間があったので
スポタカに行ってみた。
お目当ては
濱ちゃんもオススメで
皆生でも多く見かけた
SKINSのサポーター。
ランニングフロアの
エスカレーターを
上がったすぐのところに
コーナーが設けられていた。
そんな扱いをみても
最近売れ筋なのがよくわかる。
たしかに話を聞けば
よさそうだし、トレンド商品として
身に付けたい気もするのだが
腕で5000円超
脚で6000円超のこの商品を
身に付けるような贅沢は
今の身体では分不相応ってもんだろう。
も少しまともな身体になったときに
ご褒美に買ってやろうと
今日のところはあきらめた。
SKINSを買うためにも
頑張ろう。

さて、今日の山友達との
再会に備えて
今日は、朝から山三昧の
一日を過ごした。

朝は、山の朝食をイメージして
トーストに目玉焼きを乗せて
一枚パクリ。
飲み物は、コンソメスープだ。
山ではこれに、ソーセージを焼いたり
おもちも焼いたりするのだが
そこまでの必要はなかろう。

仕事は幸いスーツを着ていく
必要もなかったので
リュックで出勤。
これは楽で良いですねえ。
今夏残りは
ずっとこのリュック出勤を
続けようと思いましたねえ。

電車の中では
数多い山の詩を残した
尾崎喜八の随想を読書。
気分はすっかり
アルプスでしたな。

昼はやはり山ご飯の
最終日の定番、カレー。
なぜ最終日かというと
初日にカレーをしちまうと
後日の食器や調理具にずっと
カレーのにおいが残るからです。

テント泊のカレーは
最終日。
これはdoironの山行の
決め事なのです。

午後は仕事を山行に例えて
これは五合目まで処理終わり
これは山頂間近
これは上り始めたところ
と分類してみたら
意外にこれがわかりやすい。
仕分けの前に
こんな分析も
有効なのかもと思っちゃいました。

さて、本日一緒に飲んだ山友達は
この夏すでに
立山~薬師の縦走路を
走破してきたとのこと。
今年は他にも
中央アルプスに行く
(行ってる?)友達や
北岳に登っている人たちもいる。

ミナミの居酒屋では
山の写真を見せてもらいながら
遠い山々の景色を
思い浮かべ
楽しい時間を過ごしました。

それにしても
遠い過去に登った山々は
記憶がポイントポイントで
残っているだけだから
頭の中で記憶のルートを辿ると
非常に短くあっという間に終わってしまう。
本当は膨大な時間を費やしたのにも
かかわらずだ。

年月は多くの思い出を
ろ過していく。
そうして残った残宰が
どれだけあるかが
その人の豊かさの指標と
なるのだろう。

今朝読んだ
尾崎喜八はその著書の冒頭で
こんな詩を載せている。

著作権のこともあるから
一部だけ紹介しよう。

回顧
「いたるところに・・・・
いくたの優しいまなざしがあり、
いくつの高貴な心があった。
こうして富まされたその晩年を
在りし日への愛と感謝と郷愁で
装うことの出来る魂は幸いだ。」

晩年に、幸いなる魂を
ゲットしておくため
もっともっとしっかり生きねばと
思った山三昧の
今日一日でした。