生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

幸福な思い出

2005年12月12日 | 第2章:心理療法の基本
これからの生き甲斐追求作業で重要な概念が今回の思索対象の概念<幸福の思い出>です。赤ちゃん時代から20才前後までの生育史での<幸福な思い出>は私たちの人格形成に重要な役割を果たしています。また、人間の心の世界には明らかに意識、無意識の世界が存在していますので、現在の私たちの思索を左右する要素は意識だけでなく、無意識の世界からの投影が沢山ある事を知りましょう。赤ちゃんから20才前後の幸福の思い出は、これからの私たちの生き甲斐追求作業に大きな影響を与えている事を先ず知りましょう。そこでお願いですが、赤ちゃんから20才前後の一番幸福な場面を一つか二つ、想い出しておいて下さい。その場面を心理学の専門用語では<幸福の原型>と呼び、これからの生き甲斐発見の重要な資料となります。この幸福の原型を再確認する事で、生き甲斐探索の作業が大変楽になります。皆様、是非、のんびりと、リラクゼーションしながら作業して下さいね。いらいらする場合はこの勉強はさっさと止めましょうね。
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生き甲斐探求の条件

2005年12月12日 | 第2章:心理療法の基本
生き甲斐探求の条件:40年も心理療法の仕事をする内に、ふと、今までの経験を活かして、生き甲斐を必死で求めておられる人々と共に考えて、生きていきたいなあ、と思うようになりました。生き甲斐探求の条件は<答えは必ず求める人の深層心理の中に存在する>という確信です。答えを自分以外に求めると失望しかありません。現実は厳しいので普通の人間は、とかく自信喪失の状況に追いやられていきます。人という文字が二本で支え合っているように優しい愛情で支え合って生きていかない限り、その答えを見つけ出す作業が困難になってきます。日常生活では一人で答えを出して生きていきますが、人生の分かれ道、自己実現への道(悔いのない人生とは何か、その道筋を悟る事)は一人では、中々悟れないものです。深層心理学を応用をしながらこの講座を進めていこうと思います。どうか、宜しくお願いいたします。
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