生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

怒りの感情、そして愛の感情

2005年12月28日 | 第2章:心理療法の基本
怒りの感情の、すぐその裏側に、深い深い友好的な感情が潜在しています。親の敵、犬猿の仲ならいざ知らず、日常生活での健康な人々、まともな人々の<怒りの感情>はとても大切な人であればこそ、感じるものです。<あ、また怒ってしまった、ああ、嫌だ嫌だ>と自己嫌悪に陥る心優しい人にこの文章は捧げられています。たまたま、<わたしとあなた>の関係にある<あなた>が<わたし>に怒りをぶつけてきた場合、次の事を冷静に、瞬間に、間をおいて、考えてから、反応をしめさないと、私たちは<大きな愛、大きな友情>を失ってしまいます。私が素直に怒りを受け止めた方が良い場合の条件は、<あなた>の関係にある人が<自己肯定、他者肯定>の人の場合のみです。<自己肯定、他者否定>の哲学の持ち主の怒りは、単なる、欲求不満のはけ口で、あたを怒っている場合が多いのです。相手の哲学が常に<自己肯定、他者肯定>の人(愛情の深い人)なのか、<自己肯定、他者否定>の人(傲慢な人)なのか、十分注意しながら生活しましょうね。
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